忍術

忍術[★★]

 「忍術」の練習をしていたら、のび太のパパも子どものころ夢中になってやったと述懐している。

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忍術:武家時代におけるわが国の武術のひとつであった。軍事・政治上など特別の目的をもって、敵地・敵陣にひそかに潜入し、敵方の動静や機密を探索するための術技である。

 

忍者が変装や穏行や詭計などを利用し、暗殺、奇襲、後方攪乱などによって、人の虚につけ込んで大胆でかつ機敏な行動に出て、敵の戦力に大きな打撃を与えたりした。穏行の術には金遁、木遁、水遁、火遁、土遁の五道があった。

 

一般の武術流派に比べ、流祖や伝承が明確でないものが多いが、戦国時代を通じてほぼ完成の域に達した。伊賀流、甲賀流、白雲流、戸隠流などが知られている。

 

甲賀流十四世を名乗った藤田西湖の研究は、文献上にその名の見える忍術流派は71流、そのうち伝承や資料の確認された流派は31流派であったことを明らかにしている。

 

忍者ハットリくん

忍者ハットリくん[★★★]

 ドラえもんが珍しくのび太に『忍者ハットリくん』というマンガをプレゼントしている。

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忍者ハットリくん[★★★]

ドラえもんがひみつ道具である『テレビトリモチ』を使おうとしていた時、テレビでは『忍者ハットリくん』が放映されていた。

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忍者ハットリくん:ケン一くんの家に居候するハットリくんは、時代の波に乗り遅れないようにと伊賀の里から上京してきた少年忍者で、忍法の達人である。ハットリくんの弟シンちゃんや、甲賀の忍者でライバルのケムマキ、そしてケン一くんの家族や学校のクラスメートを巻き込んで繰り広げられるギャグ満載のエピソードの数々は、現代版忍者漫画として子どもたちの心をとらえた。

 

アニメや実写版のテレビドラマでも制作されていずれも大ヒットしたほか、2004年に新たに映画化され、ロングランとなったのは記憶に新しい。初出『少年』(光文社)196411月号~19682月号(現代漫画博物館による)

 

ネオンテトラ

ネオンテトラ[★★★]

  スネ夫は特注の巨大な水槽でグッピー、「ネオンテトラ」、ソードテール、エンゼルフィッシュ、ディスカスを飼育し、水族館にするんだとみんなに自慢していた。

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ネオンテトラ:硬骨魚綱コイ目カラシン科に属する淡水魚である。南アメリカ原産の観賞魚として広く飼育されている。アマゾン川上流部の森林中の細流に棲息している。

 

全長は約4cmであり、体側の後半部は真紅で、その上部には目から尾びれ近くにかけて、ネオン・サインのように光り輝く青い鮮明な線が走り、きわめて美しい魚である。

 

1936年に発見され、鑑賞魚の世界に紹介されて以来、その色彩にちなんでネオンテトラと名づけられた。今でも熱帯魚の女王としての人気を保っている。

 

小形な魚なので高さと幅が30cm程度の小型水槽でも十分飼育できる。飼育適温は2326度Cであり、水槽中での産卵はこれまで非常に困難とされてきたが、最近では世界各地で繁殖されている。