ニッポンオオカミ(日本狼)

ニッポンオオカミ[★★★]

 ドラえもんはドードードリや「ニホンオオカミ」も、もっと前から気を付けておれば、「絶滅しなくてすんだのに」と、怒りを露わにしてのび太に訴えている。

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日本オオカミ[★★★]

 「日本オオカミ」を山神とうげで見たという人の記事が、ちゃんと新聞に出ていた。

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明治三十八年[★★]

 しずちゃんは、日本オオカミの最後の一頭が「明治三十八年」に見つかって、今どこにも生きていないでしょうとスネ夫に確認している。

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ニッポンオオカミ(日本狼):ヤマイヌとも呼ばれたオオカミの一種であり、食肉目イヌ科の哺乳類である。本州、四国、九州に分布していたが、現在では絶滅した動物である。

 

体長は105cmで、尾長は30cmほどである。体はタイリクオオカミより小型であり、吻は短く幅が広く、四肢や耳介も短く小さい。ニホンオオカミはリカオンやドールに類似することなどから、本種はきわめて原始的なオオカミであると考えられている。

 

 詳しい生態などは不明であるが、小さな群れをなし、主として夜行性で、シカやイノシシなどを捕食した。馬産地の東北地方では家畜のウマがしばしば襲われたと記録されている。

 

1905年奈良県鷲家口で捕獲されたものが最後の記録となり、その後、生存は一切確認されていない。絶滅の原因は狂犬病やジステンパーの流行、開拓の進行と餌のシカの減少が複合的に作用したものと考えられている。

 

日本海溝

日本海溝[★★]

日本海溝」の絶壁を降りている時に、のび太は雪のように見えるマリンスノーを見ることができた。

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日本海溝[★★]

 「日本海溝」の上をひみつ道具の『水中バギー』でドライブしていると、日本海溝はのび太にとって、まるで「地球の中心までさけてるみたい」に見えた。

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日本海溝:太平洋西縁にあって、北海道南部から本州東北部や房総沖に至る日本列島の東側に沿う海溝である。全長は約800kmの海溝である。

 

海溝底の深さは北から南へ階段状に深くなり、最深部(水深8412m)は南端近くにある。海溝底を平らに埋めた堆積物は北ほど厚く、そのため海溝底は北部ではU字形をしているが、南端部では堆積物が薄く、V字形の地形断面を持っている。

 

地殻熱流量は低く、地震活動は他の海溝に比べても著しく激しく、海溝底付近からはじめはゆるく、ついには40度ほど陸側に傾いた深さ700kmに及ぶ深発地震面が明瞭に認められる。地震は太平洋底が陸の下へ向かって斜めに沈み込むために生じる。日本海溝における沈み込み速度は年間約8cmと見積もられている。

 

 日本海溝での沈み込みにもおよそ1000万年程度の周期をもった脈動があって、陸側斜面前縁部を押し上げたり、沈降させたりしていると考えられるている。