天使

天使 [★★★]

 マインドコントロールされ、メカトピアの強力無比のスパイロボットであったリルルは、しずちゃんの献身的な看護や言動に心を揺さぶられた。

 

新しい天国づくりはリルル自身の破滅につながるものであったけれども、天国づくりに成功すると、リルルは笑みを浮かべ、「今度生まれ変わったら…、天使のようなロボットに…」なると静かに語りながら、しずちゃんの目の前で美しく自らの姿を消していった。

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天使:神の使者として天界から人間界に派遣され、神と人間との仲介をなし、神意を人間に伝え、人間を守護するというものである。

 

聖書において語られているのは主の使いの役割あるいは使命だけであって、天使が独立の存在でるのか、あるいは神の語りかけ、働きかけを擬人化したにとどまるのかは、必ずしも明確ではないと言われている。

 

西欧語のエンジェルは「使者」を意味するギリシア語に由来する。

 

電磁波

電磁波[★★]

 星一つの悪魔の攻撃に対して、威力を発揮したひみつ道具である『ヒラリマント』は魔法ではなく、「電磁波」の反発を応用した道具であるとドラえもんは美夜子に分かりやすく説明している。

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電磁波: 電磁場の周期的な変化が、真空中や物質中を横波の波動として伝わる現象である。電磁波は1864年マクスウェルによって理論的に予言された。

 

電波や光のほかX線、γ線も電磁波であることが確認された。真空中で電磁波は光速度で伝わり、電場と磁場の振動方向は互いに垂直で、かつ進行方向と直角な面内にある横波である。

 

天人(飛天)

天人[★★]

  仲間でやる劇のコンクールにおける、しずちゃんとのび太の出し物は『天人のはごろも』である。

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天人 [★★]

 ドラえもんが竹竿で天をつくと、ビニールのふろしきが落ちてきた。与作には、「天人の羽衣」のように思えた。

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天人:天上界に住む超自然的な存在であり、人間より優っているが、なお輪廻の迷いの状態にある。『竹取物語』のかぐや姫は、もとは月の都に住む天人であったが、天界で犯した罪の償いのために下界に降ろされていたのである。

 

 仏教では、(1)天界の神々と人間を意味する場合と、(2)天界の神々だけを意味する場合とがある。一般的には、「天界に住む神々」のみを意味することが多い。天人は装身具である瓔珞(ようらく)を身に着けて、天空を飛行するので飛天とも言われている。

 

天神様(天神信仰)

天神様[★★]

 のび太が「ど、こ、に、し、よ、う、か、な、天神さまのいううとおり」とでたらめに、ひみつ道具である『観光ビジョン』をいじくるとサハラ砂漠であった。

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天神様:日本神話では、日本の国土に在来からいた地祇(くにつかみ)に対して、天孫降臨に従って天降った神を総称して天神(あまつかみ)としていた。しかし、平安時代、菅原道真が祭神としてまつられるようになって以来、天神様といえば天満天神を指すようになった。

 

室町時代以降には、天神は文学や詩歌、更に広く学問の神として崇められるようになり、江戸時代には寺子屋などでも天神をまつる風習があった。