テレパシー

テレパシー[★★★]

 ひみつ道具の『人間製造機』で製造した人間は、「テレパシー」といった超能力を持ったミュータントである。

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テレパシー[★★★]

 植物型宇宙人は「パチ パチ パチ」と「テレパシー」で、故郷の星と連絡を取っている様子であった。

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テレパシー[★★★]

 ひみつ道具である『悟りヘルメット』を被ると、三十メートル以内の人の心を、「テレパシー」で読みとることができる。

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テレパしい[★★]

 ひみつ道具である『テレパしい』を食べると、しゃべらなくても心を通わせることのでき、「頭の中で思っただけで相手に通じる」 どんぐりの木の実のよう形をしている。

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テレパス [★★]

 『テレパスロボット』は重病人のためのロボットであり、「ボタンを押したり、命令したりしなくても、頭の中で考えるだけで、何でも用事をしてくれる」ひみつ道具である。病人は頭に付けたアンテナで、考えをロボットに伝えることができる。

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テレパシー:言語、身ぶり、表情その他の感覚的な手掛かりが全くないと考えられる条件下で、ある人の精神から他の人の精神に思考、観念、感覚などの印象が伝達されることである。遠隔現象や精神感応と言われることもある。

 

19世紀末、イギリス心霊研究協会は、人の死に際し、それを知らない人が、死者に関する幻覚を経験することが偶然以上の確率であるとの調査結果を発表した。

 

ユングは、物理的時間や空間の制約を超えた超越的な次元が存在し、そのような高い次元を通じて超常現象が起こるものと考えた。彼はこのメカニズムを「同時同調性」と呼んだ。

 

超心理学では、透視、テレパシー、予知の三つを同質の現象であると考え、まとめてESPと呼んでいる。透視は心と物の間に働く超常現象であり、テレパシーは遠く離れた人の心と心の間に働く超常現象である。

 

天狗

天狗[★★]

 のび太はひみつ道具である『モンスターボール』を使って、伝説の怪物である「カッパ」や「天狗」を出して楽しんでいた。

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天狗:深山に住み、人の形をしていて、顔が赤く鼻が高くて白髪を垂らし、神通力を持ち、翼があって空中を飛ぶという想像上の怪物である。一般的に、天狗は手に羽うちわを持ち、修験道の山伏の服装をして、高下駄をはいたイメージが持たれていた。

 

天狗は日本人の霊魂観から発する霊的存在で、さまざまに形象化されて、庶民信仰の対象となり、絵画、彫刻、芸能に表現され、口誦伝承や民間文芸の主題となった原始的神霊観に支えられている。

 

有名な京都北山の鞍馬山では、天狗の絶大な除魔招福の霊力を、恐怖とともに信仰祈願する者が絶えなかった。牛若丸に武技を授けた天狗としても人工に膾炙されている。

 

 修験道の修行は苦行精進の結果として山神天狗と同体化し、その絶大な霊力を身につけて超人間的験力を得ることである。このようにして、天狗即山伏という概念が成立したと考えられている。

 

中国では、流星や彗星が落下するときの姿形が狗(犬)に似ていると考えたところから、それを「天の狗」、すなわち「天狗」といった。つまり「天狗」は、隕石から想像される怪物に由来したと言われている。