鶴の恩返し
つるのおんがえし[★★]
のび太は『つるのおんがえし』という絵本を読んで感動し、ドラえもんに「いいなあ、昔の話はゆめがあって」といった感想を漏らしている。
[S12527・A35105・058308]
ツルの恩返し[★★]
のび太がぼくにも読めそうといいながら、取り出した『日本昔話』には「ツルの恩返し」という作品も含まれていた。
[S12431・A36174・048211]
鶴の恩返し:現在絵本などで読むことのできるこの作品は木下順二の「夕鶴」の主人公よひょうをおじいさんとおばあさんにあらため、愛情の物語を恩返しの物語にと変換したものである。
一般には「何か良いことをすると必ず別の良いことが自分に返ってくる」という教訓を交えた話と考えられている。
DNA(デオキシリボ核酸)
DNA[★★]
ひみつ道具である『イキアタリバッタリサイキンメーカー』は新種の細菌を作り出す実験装置である。ドラえもんはこの装置を使って、「水からドラヤキを合成する菌」を作っている。
ドラえもんはのび太に「新種の細菌をつくるにはいまある菌の染色体の中のDNAを改造し、その遺伝情報を…」ときわめてアカデミックな説明をしている。因みに、DNAはデオキシリボ核酸の略称である。
[S06541・A20126・067901]
デオキシリボ核酸:遺伝子の本体でDNAと略す。デオキシリボ核酸は五炭糖の一種である「デオキシリボース」を含む核酸である。
細胞核内の染色体の重要な成分であり、遺伝機構の本体として遺伝情報の保有や複製に関与し、リボ核酸とともに、生体の種や組織の固有の蛋白質生合成を支配している。
ディスカス
ディスカス[★★★]
スネ夫は特注の巨大な水槽でグッピー、ネオントラ、ソードテール、エンゼルフィッシュ、「ディスカス」を飼育し、水族館にするんだとみんなに自慢していた。
[S09642・A29152・068111]
ディスカス:硬骨魚綱スズキ目カワスズメ科シンフィソドン属の熱帯性淡水魚である。アマゾン川流域に広く分布し、全長は15~20cmで、体は強く側偏し、体高が高く、ほとんど円形である。川の本流よりも流れのほとんどない支流で、水草の繁茂した所や水中の倒木の周りの弱酸性の飲水にすむ。
観賞魚として広く飼育され、「アエキファシアータス」の原種から数多くの美しい改良品種がつくられ、ブルーとラインの美しいものが求めらる。
餌は、アカムシ、ボウフラ、ウシの心臓をすりつぶしたものがよい。産卵させるには、産卵用のつがいを産卵用水槽に移し、塩化ビニールのパイプや流水を入れておくこと、その上に付着卵を産む。卵は100~200個で、2、3日で孵化する。4、5日で遊泳を開始し、親の体表に付着して皮膚から分泌されるミルク状の粘液を食って成長する。
ディスコ(ディスコパーティー)
ディスコ [★★]
雲の王国に、スネ夫は「テニスコート」、「ディスコ」、気のきいたレストランといったものをリクエストしている。
[L05050・C12046・109111]
ディスコパーティー[★★]
スネ夫は別荘に帰ってみんなで「ディスコパーティー」を楽しむことにした。
[S12391・A28178・048207]
ディスコ: 1970年代後半から、ロックないしソウル系のダンス、およびダンス向きにつくられた音楽を指す言葉として広く使われるようになった。さらに、こうした音楽に合わせてリズミカルでテンポの速い踊りを楽しむお店を意味するようになった。
これは、1960年代にフランスで、ダンス・バンドのかわりにレコードを使用するダンスホールをフランス語の「ディスコテーク」と呼んだことからきている。
それが1970年代にかけて次第にアメリカでも行われるようになり、省略して「ディスコ」と呼ぶようになった。1977年にディスコ・ダンスの名手を主人公にしたジョン・トラボルタ主演の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』がビージーズの音楽とともに、世界的にヒットして、ディスコ・ブームを決定づけたと言われている。