地球外生命(知的生命体)

知的生命体[★★]

 天帝陛下の支配下にある探検隊は銀河の周辺部を高速で移動する物体を発見し、その中に「知的生命体」が存在するかどうかの確認を急いでいる。

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地球外生命:地球以外の天体に存在すると考えられる生命体をいう。今日のわれわれ地球文明の諸科学を動員すると「地球外にも生命は多数存在する」という結論に至る。ただしそれを観測・検出することは容易ではなく、さまざまな試みが実行されているが、まだ成功していない。

 

生命は熱い恒星表面や暗黒の星間空間に存在するとは考えられない。したがって惑星系をもつ恒星の存在がまず必要である。

 

主星から届く光と熱が強すぎず、かつ弱すぎない領域を可住圏とよぶが、その可住圏内に惑星が位置している必要がある。生命が存在するとしたら地球型惑星であろう。水と空気の存在も必要である。

 

 オパーリンとホールデンは生命の自然発生が地球の原始海洋で生じたことを主張し、今日、それが定説となっている。とにかく原始地球で簡単な分子から複雑な分子への化学進化が生じ、その結果生命が発生し、進化し、ついには知能生物が生まれたのである。その生命体が文明をつくりだしたという過程が、銀河系内にある2000億個の恒星のどれかで生じている可能性はゼロではないだろう。

 

地球型惑星

地球型惑星[★★]

 ドラえもんやのび太が天体顕微鏡で天球儀をのぞくと、左右あべこべである日本とそっくりな、「地球型惑星」を見つけることができた。

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地球型惑星[★★]

『宇宙救命ボート』は手掛かりがあれば、自動的に「地球型惑星」を、この広い宇宙の中から見つけてくれるひみつ道具である。

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地球型惑星:地球型惑星は、ケイ酸塩鉱物が主体の岩石と鉄を主成分とする金属から構成される惑星を指す。太陽系8つの惑星では、地球型惑星に水星、金星、地球、火星が含まれている。

 

地球型惑星の内部構造は、中心に金属からなる中心核、熱い岩石質のマントル、最も外側の密度の低い岩石質の地殻で構成されている。地球ではマントルの主成分はカンラン岩であり、他の地球型惑星や月でもそれに近いと考えられている。

 

地球型惑星の初期には、惑星集積に伴う重力エネルギーが原始大気の保温効果などにより取り込まれる。やがて、溶解したマグマオーシャンが形成され、金属が沈降して中心核となったと見なされている。

 

地球空洞説

地球空洞説[]

 昔から地底国伝説は世界中で認められる。地球の真ん中には空洞があって、中には、北極に入り口があると信じる「地球空洞説」は昔からあった。

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地球空洞説:地動説が承認された18世紀以降に現れた、地球の形についての異説であり、地球内部が空洞で、そこに生物の居住も可能であるとるる説である。

 

地球空洞説の始まりは、1683年にハリー彗星に名を残すハリーが唱えた説によるといわれ、彼は地球内部にそれぞれ火星、金星、水星と同じ大きさの内球があると説き、その地球内世界に生物が住むことも可能だろうと示唆して、北極に見られるオーロラは地下光が漏れ出たものと推測した。

 

1818年にはアメリカの軍人シンメス(1780-1829)が南北両極に直径数千マイルの穴があいていると主張、その内部には地下世界が同心球状に存在し、地表の海は極の穴から内部に流れ込んでいるとした。