タイムマシン [★★]

 ドラえもんはのび太の部屋にある机の前で、「タイムマシンのしゅうり屋さん」と話を交わしていた。

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タイムマシン [★★]

 『のび左ェ門の秘宝』という作品では、ドラえもんが『タイムマシン』から降りる出口が、超空間を飛翔中に背景に描かれている歪んだ時計の様に、歪んだ丸いものとして描かれている。

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タイムマシン [★★]

 セワシは、「『タイムマシン』できたら、出口がつくえのなかにひらいちゃってね」と、のび太に言い訳をしている。

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タイムマシン [★★★]

 ひみつ道具の『目で見る日本の歴史』という本によれば、「2008年、タイムマシンの発明」により、「弥生時代」の日本を代表する「邪馬台国」が九州か畿内のどちらにあったかが明らかになった。そして、「女王卑弥呼」もまもなくスクリーンに登場することになる。しかし、ドラえもんがその話を説明している途中で、のび太は鼻チョウチンを出して眠ってしまった。

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タイムマシン [★★]

 『タイムマシン』には二つの機能がある。一つは「時間の移動、つまりむかしや未来の世界へ行く機能」、もう一つは「空間移動、ここからあそこへあそこからむこうへ場所を動く機能」である。

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タイムマシン [★★★]

 ドラえもんは、「タイムマシンを金もうけのためなんかに使っちゃいけないんだ。法律できまってるんだ」とのび太に説明している。

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タイムマシン時間の流れを越えて過去や未来を訪れるための空想的な装置である。1895年のウェルズの小説名『タイムマシン』に由来する語である。

 

その後、一部の科学小説作家は、過去の改変による未来への影響という「タイム・パラドックス」に着目することによって、タイムマシンはSF文芸の一翼を担う大きなテーマに成長したと言われている。

 

タイム・パラドックスの代表的なテーマが「親殺しのパラドックス」である。これは、過去へさかのぼって結婚前の親を殺せば自分はどうなるかという設問である。すなわち、親を殺せば自分は生まれないから、親を殺すことはできないという論理上の堂々めぐりに陥ると言うものである。

 

これをさらに発展させたのが、歴史の改変をもくろむ時間犯罪者と、改変を防ごうとする時間警察の闘争というテーマである。大長編ドラえもんの第9巻『のび太の日本誕生』では、このアイディアが積極的に活用されている。