千里眼

千里眼[★★]

 『のび太のドラビアンナイト』という作品で、シンドバットが千里眼の池、つまり、遠隔地の出来事を直覚的に感知できる池で、悪党のアジブルの様子を探っている。

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千里眼:千里の先まで見通すことができる目の意で、転じて、遠方のできごとや未来のこと、また他人の心を直覚的に感知する神秘的能力や、その持ち主を指している。

 

 わが国で初めて超心理学の研究が行われたとき、超常的現象をさす言葉として千里眼の語が用いられた。1910年に心理学者福来友吉は、熊本の御船千鶴子について透視の研究を始めたが、第二の被験者丸亀の長尾郁子について透視実験の実施中、念写の可能性に気づいた。彼は多くの実験の結果、両現象の存在を確信するにいたった。

 

物理学者山川健次郎を中心とする研究グループも若干の実験を行った。しかし、物理学者のグループは福来の確信した現象を検証することができなかったという結論を導き出した。

 

相対性理論

相対性理論[★★]

 スネ夫は、「物体の運動が光の速さに近づくほど、時間のたち方がおそくなる」というアインシュタインの「相対性理論」をのび太に説明している。

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相対性理論:アインシュタインが発表した特殊相対性理論と一般相対性理論との総称である。特殊相対性理論は1905年に提出された。一般相対性理論は1915年に提出され、前者を一般化して、すべての観測者にとって法則が同形になるという要請から万有引力現象を説明していると言われている。

 

ソードテール

ソードテール[★★★]

 スネ夫は特注の巨大な水槽でグッピー、ネオントラ、「ソードテール」、エンゼルフィッシュ、ディスカスを飼育し、水族館にするんだとみんなに自慢していた。

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ソードテール:硬骨魚綱メダカ目カダヤシ科に属する淡水産の硬骨魚である。メキシコ南部からグアテマラが原産地で、上流から河口にかけて棲息する。ソードテールは「剣状の尾」の意であり、現在では、遺伝学や肉腫、癌などの実験材料として利用されている。

 

頭は小さく、尾柄が高くて躯幹部より少し低い程度である。尾びれの下部は雄では剣状に著しく伸長する。臀びれも雄では第三から第五軟条が交接脚となり、これで精子を雌の体内に入れ込む。体は雌で12cm、雄は普通数cmである。体色は、原種では緑色または淡黄褐色で、橙色または赤色の斑点が1個ある個体もある。

 

 雌のうち半数ぐらいが6cmごろから性転換して雄になり、それに伴って尾びれの下部も伸びる。胎生で体内受精し、雌親は150尾またはそれ以上の胎仔をはらむ。水性の生物をなんでも食べる。雄は縄張りをつくる性質がある。

 

 観賞用熱帯魚として、突然変異や近縁種のプテラーとの人工交雑により、選抜を重ねて商品的に価値あるいくつかの品種が育成されている。

 

ソーラーカー

ソーラーカー[★★]

 みんなは「プラモのソーラーカー」を『ビックライト』で大きくして、雲の王国の一周ドライブを楽しんでいる。ソーラーカーは太陽電池だから、燃料もいらないし、空気を汚す心配もなく、その上騒音対策をしっかりしている。

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ソーラーカー:太陽光線を利用した自動車である。ソーラーカーでは、車体前面と後部に太陽電池があり、晴天時6時間の充電で、時速24kmで約36kmの走行が可能であるといった記録が報告されている。