雪渓

雪渓[]

 のび太のパパはこんどの休みに「トンガリ岳」で、「雪渓」を渡り「ザイル」で崖を登る計画を立てている。

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雪渓:山岳地域において、積雪に都合のよい谷地形の中には局地的に多量に降り積もった雪が、夏の遅くまで溶けきらずに残ったものを雪渓と呼んでいる。

 

氷期に氷河の浸食作用でできたカールや氷の谷の中に生じることが多い。雪渓のできる位置と成因によって、吹きだまり型雪渓となだれ型雪渓に分けられる。

 

吹きだまり雪渓は、稜線の風下側に雪が吹きだまってできたもので、日本アルプスなど冬に西から季節風が吹くところでは、稜線の東側にこの型の雪渓が発達する。夏にも溶けきらず越年する雪渓を越年生雪渓(万年雪)といい、日本アルプスでは1020年間も越冬する雪渓が知られている。

 

なだれ型雪渓が分布するのは、日本アルプスのように冬に積雪がきわめて多く、しかも夏が暑いために積雪が氷河にまで成長しえない場所である。

 

セラミックス

セラミックス[★★]

 ダ・ヒンチはアイモンタン博士の発明した、土から作った「セラミックス」を建築に用いている。粘土細工より簡単に作れて、乾けば鉄より丈夫でしかも軽いというものである。

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セラミックス:成型や焼成などの工程を経て得られる非金属無機材料の総称である。アメリカのセラミック学会では「無機、非金属物質を原料とした製造に関する技術および芸術で、製造あるいは使用中に高温度(約540度C以上)を受ける製品と材料」と定義している。

 

 セラミックスには、陶磁器と耐火物、セメント、ガラス、ほうろう、合成宝石などが含まれている。一般に耐熱性や耐食性に優れ、多く高絶縁性を示すが、中には半導電性を示すものもある。

 

金属やプラスチックに比べて生体への親和性が優れている。近年では、情報通信や精密機械や医療などの分野で積極的に利用されている。

 

語源的には、ギリシア語の「成形性を与えるための蝋」、「角」、「酒を入れる角またはコップ」、「土製の容器」、「陶芸」に由来する語であると言われている。

 

センサー

センサー [★★]

 のび太のママは洗濯機も掃除機もしょっちゅう故障するので、「全自動洗濯機」や「ゴミセンサー付きクリーナー」を買い替えたいとパパに頼んでいた。しかし、パパが「直せばまだつかえるよ」と反論すると、ママは「大切するにもほどがあります!!」と反発している。

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センサー:物体の状態や性質、あるいは温度・圧力・流量・光・磁気などの物理現象に関する量に含まれる情報を、信号として取り出して伝送する形の最初の要素をセンサーという。センサーには、対象とする物理量を電気的な量などに変換するセンサー素子が不可欠である。

 

 センサーの出力信号は標示、制御、あるいは警報などに用いられるので、センサーへの入力が0のときには0であり、また一定の大きさの入力に対応して一定の出力信号が得られることが望ましい。