ステノニコサウルス
ステノニコサウルス[★★]
大災害時に、聖域に難を逃れて生き残った「ステノニコサウルス」が竜人、原人、新人へと進化して、地底人のご先祖となったのである。
[L03326・C08116・108702]
ステノニコサウルス: 竜盤目獣脚亜目コエルロサウルス下目サウロニトイデス科に属する。小型肉食恐竜だ。学名はステノニコサウルス(細い爪のトカゲという意味)・イネクアリス。
1932年にアメリカのスターンバーグが、カナダのアルバータ州レッド・ディア川付近で、その化石を発掘した。体長2m、推定体重は45kgほど。身軽で素早く走ることができた。
前方によった目は動物を立体的に見ることができ、前肢の指はかなり器用に動いたらしい。脳の体重比はすべての恐竜の中で一番だという。ステノニコサウルスは現在トロオドンに統一されている。
そんなステノニコサウルスが、白亜紀末に絶滅することなく、進化を続けていたら、どうなっていただろうか? 1982年、オタワ大学のラッセルとセガンは、ステノニコサウルスが滅亡することなく、その特徴を生かして進化していった姿を思考実験で描き出している。
それが恐竜人間・ディノサウロイドだ。ラッセルの監修によってディノサウロイドの実物大模型は、1990年7月に公開された(藤子・F・不二雄大全集 恐竜ゼミナールによる)
砂嵐
砂嵐[★]
アブジルはしずちゃんに逃げられた後、「ゴオオー…」と猛烈に吹き荒れる「砂嵐」に出会った。
[L04487・C11103・109101]
砂嵐[★★]
「サハラ砂漠」をひみつ道具である『空気中継衛星』の針で刺すと、最初「砂嵐」に出会い、しばらくして、「ビュゴオオ」と「竜巻」が襲ってきた。
[S12312・A26107・038112]
砂嵐:砂嵐とは、主として直径0.08~1mmの砂をふくんだ強風が吹き荒れる現象である。砂塵嵐とは対照的に、砂粒はたいてい地上3m以下に限られ、まれに15mにも達することもある。
砂嵐はぼろぼろの砂地や塵の混合の少ない砂丘でよく発生する。また、強い突風や日射による地面の昇温がもとになっておこり、サハラ砂漠北部では、冬季寒冷前線の南下によって激しい砂嵐が発生することが知られている。
砂男
砂男式催眠機[★★★]
「砂男が目に砂をかけると眠くなる」というヨーロッパの伝説がある。ひみつ道具である『砂男式催眠機』は死んだ人さえ眠らせるという「強力催眠砂」をかけてくれるものである。
[S07418・A18166・057812]
砂男:砂男、つまり妖精、ないし怪物は、いわば子どもを怖がらせる存在のグループに分類されるだろうが、まったく友好的であって、本気で子どもが怖がるような性格を発揮することはまれであると言われている。
眠たくなった子どもの目の中に砂をまきこむと、子どもはもう寝なければならない時間となる。特に北ドイツでは、「砂男がやってきた」,つまり「眠くなってきた」の言い回しが知られている。この砂男が来るぞとおどかして、眠りにつかせる慣習が過去にあったと記録されている。