スタントカー

スタントカー[★★]

 発泡ビールの瓶が見えるゴミを埋めた場所を「ガタン ガタン」と運転しているので、のび太は「スタントカー」みたいにおもしろいとはしゃいでいる。

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スタントカー:自動車をアクロバティックに走らせて見せるショーである。あるいは、そのショーで使用される自動車を意味することもある。

 

スタントカーはスポーツではなく入場料をとって見せる興行の一種である。1939年アメリカのシカゴ世界博覧会で自動車の耐久性を示すために行われたのが最初である。日本でも1963年には、来日ドライバーたちによる最初の興行が催された。

 

スタントカーによるショーのおもな内容は以下の通りである。

  右また左の片側車輪を高く上げて走るハイスキー

  踏切台から空中に飛び上り、その下を他の車が通過するランプ・ツー・ランプ

  踏切台から宙を飛んで、止まっている車の上に落ちるダイブ・ボンバー

  走行中の車の真横に激突するTボーン・クラッシュ

    燃えさかる木のフェンスを突き破るカー・ファイア

 

スタンレー(スタンレー探検記)

スタンレー探検記[★★]

 スネ夫の家の客間のテーブルの上には、『スタンレー探検記』が置かれていた。

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スタンリー:アメリカのアフリカ探検家(1841-1904)であり、ジャーナリストとしても大活躍した稀有な存在である。イギリスの北ウェールズの田舎町デンビーで生まれ、17歳のときアメリカに渡り、イギリス生まれのスタンリーという商人の養子となり市民権も獲得した。

 

1869年には、アフリカで消息を絶ったリビングストンを発見せよとの特命を、ヘラルド社から受けた。1871年、タンガニーカ湖畔の一漁村ウジジでリビングストンとの劇的な邂逅を果たし、全世界に興奮を巻き起こした。

 

1874年ビクトリア湖に達し、ナイル川の源流を確認し、さらに再度タンガニーカ湖に赴き、アラブ商人ティブの手助けでコンゴ川を下り、大西洋に達した。彼は著書『暗黒大陸横断記』でも著名な人物であった。

 

スツール湖(ストーシー)

スツール湖[★★★]

 雑学の大家であるスネ夫は「スウェーデンのスツール湖」に、巨大な怪物が棲息していることをのび太たちに紹介している。

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スツール湖:スカンジナビア半島のちょうど真ん中に位置するスウェーデンの湖である。この湖には、ストーシーという謎の巨大生物が棲息していることで有名である。

 

 ストーシーは69mほどの生物であり、ワニのような頭部や体型をしていた、ヘビのような体型をしていた、ネコやイヌのような顔をしていたと言った、多くの目撃談が報告されている。