スカンク
スカンク[★★]
「動物型逃げ出し錠」の話をすると、スネ夫はおもしろいなあと言いながら、四種類の錠剤を「パク」と全部飲んでしまった。のび太がスネ夫に「くすりかえせっ」と追いかけ、シャツやズボンをつかんで引っ張ると、トカゲのように、「べリ」と破り捨てて、スッポンポンの状態で土管の中に逃げこんでしまった。
のび太が「はだかじゃにげられないぞ。あきらめてでてこい」と怒鳴ると、土管の中から変なにおいがしてきた。スネ夫も「なにもどかんの中でなんか…。オエー」と言いながら、はいずり出てきた。のび太はこれこそスカンクの強烈な臭い攻撃だと思った。
[S06203・A10123・037511]
スカンク：食肉目イタチ科スカンク亜科に属する3属9種の哺乳類の総称である。黒色の地に白斑、あるいは白縞模様をもち、敵に襲われると逆立ちして、肛門腺から強烈な悪臭のある黄色の油状の分泌物を放出する獣としてよく知られている。
体はイタチ科の動物としてはずんぐりとしていて比較的太く、頭は小さく鼻先がとがっている。四肢は比較的長く、頭部を除き、体毛、とくに尾の毛は20～45ｃｍと長く目立っている。
肛門の両側に1対ある肛門腺は、袋状によく発達して、周囲の筋肉の働きで分泌物を放出する。液は皮膚に付着した場合でも比較的容易に洗い落とすことができる。悪臭は天敵からの護身に役立ち、白色と黒色の目立つ色は警告色としての効果をもつものと考えられる。
北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカの砂漠、草原、耕地、森林など人家付近を含め至る所に棲息している。スカンクは雑食性で、はちみつを含む昆虫、トカゲ、毒ヘビを含むヘビ類、鳥類、小哺乳類、果実などを食べている。
スケートボード
スケートボード[★★]
ジャイアンたちはひみつ道具の『デビルカード』で、「スケートボード」を買うお金を出してもらいたかった。
[S19186・A22081・078005]
スケボー[★★]
ひみつ道具である『バランストレーナー』はスキー、「スケボー」、サーフィン、乗馬など、バランスを取る練習が必要な競技のために開発された道具である。
[S17472・A44121・039009]
スケートボード:長さ70～75ｃｍほどの細長い板の前後に車輪をつけ、その上に乗ってゆるい斜面や平地を走るスポーツである。
20世紀の初期にアメリカのカリフォルニアで始められ、サーフィンにヒントを得て、短いサーフボードにローラースケートの車輪をとりつけ、サーフィンの楽しさを陸上でも味わおうとしたものである。バランスのとり方や重心の移動によってボードを操作する点は、サーフィンの原理とも通じる。
1975年ごろになると、従来のボールベアリングにかわってシールドベアリングが使用され、騒音がなくなり、手入れも容易になった。
そして、サーフィンのまねではない独自のテクニックが開発され、アメリカでは新しい都市のスポーツとして多くの若者たちに受け入れられた。日本でも1960年代後半から全国的規模の大会が開催され、1989年には全日本スケートボード協会が設立された。