宗教戦争

宗教戦争[]

 女神さまで、中世に行ったしずちゃんにとって一番困ったことは、「神さまのため」といって殺し合う「宗教戦争」であった。

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宗教戦争16世紀中頃から17世紀にかけて、ヨーロッパの各地でキリスト教の諸宗派の間に行われた、宗教上の衝突に起因する戦争である。

 

宗教改革によって生まれたルター主義、ツウィングリ主義、カルバン主義、アングリカニズムなど、プロテスタンティズムの諸教会が、いずれも政治権力との結びつきの下で領域支配を実現したのに対し、カトリック教会側もいわゆる対抗宗教改革を通じて政治的に自己の勢力再建をはかろうと努めたことに起因する戦争である。

 

代表的な宗教戦争はドイツのシュマルカルデン戦争とカルル5世の治世晩年におけるプロテスタント諸侯の反乱、フランスのユグノー戦争、オランダ独立戦争、スペインの無敵艦隊とイギリス海軍の戦い、初期の三十年戦争などを挙げることができる。

これらは、カトリシズムを奉じるハプスブルグ家という超巨大勢力を一方の軸として行われたところから互いに多かれ少なかれ関連をもっているといえる。歴史的には、この政教紛争を契機として宗教的寛容の思想が強まる結果となった。

 

十五少年漂流記

十五少年漂流記[★★★]

 のび太が「人間図書館」と形容する出木杉に感想文の本を借りに行った。天井までギッシリ詰まった本棚の中から、『アンクルトムの小屋』、『星の王子さま』、『銀河鉄道の夜』、『十五少年漂流記』などを紹介してもらった。

 

のび太は出木杉を『タイムマシン』で未来世界へ連れて行くという条件で、ひみつ道具である『人間ブックカバー』を被ってもらって、「十五少年漂流記」の紹介を快諾してもらっている。

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十五少年漂流記:フランスのSFの父といわれたベルヌ(1828-1905)の長編小説である。1888年に刊行され、原題は『2年間の休暇』である。日本では1896年に早くも、森田思軒によって英訳から訳出され、熱烈な好評を得て以来、時代を超えて少年少女に愛読され続けてきた。

 

国籍人種の異なる15人の少年が夏休みに航海に出ることになった。彼らの乗り込んだ船がふとしたことで、大洋において漂流し、さらに嵐にあい無人島に漂着することになった。

 

二年間にわたる彼らの冒険生活が始まった。苦難な日々が続く中で、イギリス、フランス、アメリカなどの少年の間で仲間割れが生じた。

 

しかしながら、反乱水夫たちの島内侵入と襲撃を前にして、彼らは一致団結し、相互理解も芽生え、ついに島から脱出することに成功する少年冒険小説である。

 

ジュウシマツ

ジュウシマツ[★★]

 しずちゃんの家で飼っている「ジュウシマツ」は、現在十七羽までに増えている。

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ジュウシマツ:スズメ目カエデチョウ科の鳥である。ジュウシマツは、中国で飼われていたものが江戸時代に日本へ輸入され、今日のジュウシマツに改良されたとも言われている。

 

全長約11cmで、スズメより小さく、背面は黒褐色、腹と腰は白く、これが飛ぶときによく目だつ傾向にあり、尾は黒くなっている。一夫一妻で繁殖し、仲が良く、抱卵や育雛がとてもうまい小鳥である。

 

ジュウシマツは山地や低地の林、林縁や二次林に棲息し、台湾、中国南部、インドからマレー半島およびスマトラ島まで広く分布している。

 

じょうぶで、粗食に耐えるので飼いやすく、ヒエをもっとも好み、これにアワ、キビを混ぜて飼うことになる。人気のある愛玩用飼鳥で、初心者が飼うのに向いている。