ジークフリート

ジークフリート[★★★]

 ひみつ道具である溶剤『ジークフリート』を風呂に入れて、五分間温まると全身が真っ赤に染まって不死身になる。

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ジークフリート:ゲルマン民族の英雄伝説に現れる名高い人物である。ジークフリート伝説には二つの流れがある。

 

ひとつは北欧伝説の主神オーディオンによって寵愛されたウォルスングの家系に連なるジークルトにまつわるものであり、アイスランドの叙事詩『エッダ』に登場するものである。

 

もうひとつは古くからドイツ一円に存在する断片的な英雄譚であり、それらがほぼ一つになって生まれたのが、『ニーベルンゲンの歌』の第一部に登場するジークフリートである。

 

 『ニーベルンゲンの歌』は13世紀初めごろの作品であるが、ここに登場するジークフリートはライン川下流ネーデルランドの王子である。アルブリーヒという小人から「隠れ蓑」を奪い12人力を得て、悪竜を退治し、全身にその血を浴びて皮膚が角質化し、不死身の勇士となった。

 

しかし、このときたまたま背中に菩提樹の葉が一枚落ちてきてとどまり、そのためにそこだけが致命的な弱点となった。やがて、ジークフリートが泉に身をかがめたとき、義兄の臣ハーゲンによってそこを槍で突かれて死ぬことになる。

 

ジェットコースター

ジェットコースター[★★]

 のび太がシーソーよりもっとおもしろい遊具をリクエストすると、ひみつ道具である『世話焼きロープ』は「ジャットコースター」や大観覧車になってくれた。

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ジェットコースター[★★]

 土管のある広場において、ひみつ道具である『リニアモーターチョーク』を使ってレールを引いた。すると、空き箱で「ジェットコースター」のような楽しい遊びをすることができた。

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ジェットコースター: 和製英語である。遊園地などの遊戯施設で、傾斜をつけたレールに車両を引き上げ、急速度で下降させる滑走車である。アメリカではローラーコースターと呼ばれている。

 

アメリカでは、山頂への乗客輸送に転用された鉱山鉄道にヒントを得たトンプソンが、1884年にコニー・アイランドに「スイッチバック・レールウェー」を設置したのが最初である。1896年には垂直のループをもつ「フリップフラップ」も製作された。

 

日本では1952年、大阪の枚方公と宝塚新温泉が最初であり、1953年には後楽園に「ジェットコースター」という名で登場を果たしている。

 

ジェット機

ジェット機[★★]

 『タケコプター』を付けたのび太がひみつ道具である『スピード増感ゴーグル』をかけて、空のスピード感を楽しもうとした。そうしたら、のび太は「ジェット機なみの速さ」を体感して目を回してしまった。

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ジェット機[★★]

 ひみつ道具である『四次元三輪車』の第三ボタンを押し、「変速レバー」を「カシャッ」と切り替えるとひとこぎ百メートル、レバーをトップに入れると「ジェット機」なみの速さで走ることができる。

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ジェット機:エンジンにおいて、吸入・圧縮した空気に燃料を吹きこんで燃焼させ、発生したガスを高速で後方に噴出させて、その反動の推進力を用いて飛行する航空機である。

 

ジェット機の本格的な実用化は第二次世界大戦後であり、最初に、軍用機が1950年代前半までにジェット化された。民間機はやや遅れて就航し、1960年代前半までには主な輸送機もジェット化された。

 

1950年代末にはターボファンジェットが実用化され、大型機や経済的な輸送機をつくるにも有利になった。さらに、機内の騒音や振動もプロペラ機より低いので、現在の主な飛行機の大部分がジェット機となっている。