三葉虫

三葉虫[★★]

 三葉虫の化石が『タイムふろしき』で復元され、「ゴソ ゴソ」と動き出した。考古学者は、この「三葉虫」は新種であり、「世紀の大発見だ!!」と絶叫した。

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三葉虫[★★]

 海底人の作成した教育ドリームでは、複雑に進化した生物の中から、「三葉虫」や「藻」などが現れたと描写されている。

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三葉虫:カンブリア紀から二畳紀にわたって生存した海生の節足動物門三葉虫綱の一群である。キチン質外骨格をもち、扁平、楕円形に近い外形であり、頭、胸、尾の3部から成り立っている。二本の縦に並ぶ軸の溝のため、中軸と両側葉とに分けられるのが、三葉虫の名称の由来である。

 

  多くの三葉虫は海底をはい回っていたらしい。三葉虫の後肢は本来歩脚であり、前副肢に鰓があったと言われている。

 

カンブリア紀、オルドビス紀に繁栄し、最盛期はオルドビス紀であった。以後次第に衰えをみせ、二畳紀にはわずかの属しか残らなくなり、二畳紀の終わりとともに絶滅したと考えられている。

 

三葉虫は示準化石として著名なものが多い。普通は35cmほどであるが、ときには実に巨大なものもあり、ウラリカスには70cmにも達する個体が発掘されている。