サファイア

サファイア[★★]

 『シンドバットの冒険』に登場するシンドバットは目の前に「ダイヤ」、「ルビー」、「サファイア」、「エメラルド」などの宝石が、散乱する深い谷を抜け出すことができなかった。

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サファイア:アルミナの結晶であるコランダムのうちで、赤色のもの(ルビー)以外をサファイアという。鋼玉の一種である。

 

ダイヤモンドに次ぐ硬度と希少性とその美しさにより、高価な宝石とされている。ガラスの光沢をもち、無色、青色はもとより、緑、紫、黄、褐色などがあり、おのおの頭に色名を冠して呼ばれている。

 

通常サファイアという場合には、最も多いブルー・サファイアを指している。やや橙色を帯びたピンク色の石は、パパラチャ・サファイアと呼ばれ、蓮の花の色を意味している。

 

サファイアの語源は定かではないが、サンスクリットの「サターンの石」がその起源とされている。サファイアは9月の誕生石となっている。

 

サファリパーク

サファリパーク[★★]

 「ペガ」たちはタイムパトロール隊員の協力によって、「空想サファリパーク」で余生を送ることになった。

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ペガ」とは、のび太はペガサスを「ペガ」と命名した架空の動物である。

 

サファリ []

 『サファリクラフト』は空想動物であるユニコーンを探索するために、ドラえもんが出したサファリ用のひみつ道具である。

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サファリ:サファリの語は本来アフリカにおいて狩猟のためにする旅行を意味していた。やがて、国立公園や野生動物保護区内を自動車で見学していく旅行の意味にもなり、さらにサファリパークという語を生み出した。

 

日本での正式なものは1975年宮崎県佐土原町にできた宮崎サファリパークが最初であるが、残念なことに、1986年に閉園になってしまった。

 

サファリパークの魅力のひとつは、ライオンやトラなどの猛獣が飼育されている中に自動車などで乗り入れるスリルがあげられる点にある。

 

サムソン

サムソン[★★]

 スネ夫の犬は庭石であり、「ドス ドス ガオ ガオ」ととても迫力があり、「愛岩サムソン」と命名され、スネ夫と固い友情で結ばれていた。

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サムソン:定着時代(前13~前11世紀)のイスラエルのダン部族出身の伝説的英雄で、民間説話的素材を多く含む「サムソン物語」(『士師記』1316章)の主人公である。

 

この時代のイスラエルの軍事的指導者たちとは異なり、サムソンの行動の動機は個人的である。ペリシテの愛人に怪力の秘密を漏らして髪を切られ、そのうえ、囚われて目をえぐられてしまった。

 

しかしながら、獄中で伸びた髪のおかげで怪力が戻ったので、ダガン神殿の柱をゆさぶり倒壊させ、祭りの群衆3000人を巻き添えにして自ら死を選んだという逸話を残している。