サソリ

サソリ[★★★]

  のび太がひみつ道具である『オーバーオーバー』を着て、「ゴキブリ」を見ると「サササ」と動く「サソリ」に見えた。

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サソリ[★★]

  明治時代に、学校の先生は授業中、子どもたちに「ハリーのしっぽに毒がふくまれているかもしれない」とか、「しっぽが地球をかすめる時…、空気をごっそりもってくかもしれない」といった話をしていた。この話を聞いて、のび太は「よっぽど巨大なサソリだ」と考えてしまった。

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サソリ:クモ形綱サソリ目に属する節足動物の総称である。体長は一般には610cmの種が多く、西アフリカ産のダイオウサソリは20cmにも達するものもいる。アフリカや南ヨーロッパやメキシコなどに分布する数種サソリは毒が特に劇しく、人命にかかわるものも棲息している。

 

体の前の頭胸部には4対の歩脚と巨大な鋏をもつ触肢がある。後の腹部は7節から成る太い前腹と5節から成る細い後腹に区別される。後の腹の先には毒腺のある尾節があり、鉤状の毒針がついていている。

 

 

高い気温でないと生活できないが、湿度に関しては、サソリは湿った森林の中に棲息するものと、反対に乾燥地や砂漠を好むものとに分類できる。昼間は常に日光を避けて、石や樹皮や落ち葉の下に隠れているが、夜間活動して昆虫類やクモなどを捕食する。

 

サソリの婚姻ダンスは有名である。雌雄は頭を突き合わせて触肢をつかみあい、後腹部を高く持ち上げて前後左右に歩く。雄はダンスをしながら、精子の入った精包を地面に置き、雌の生殖門がその位置にくるように雌を引っ張ってくる。そして、雌は生殖門を開いて精包を取入れると言われている。

 

砂漠化

砂漠化[★★]

 のび太のママの読んだ書物によれば、現在すでに、地球の陸地の三分の一が「砂漠化」していると言われている。

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砂漠化:国際連合は「砂漠化」を次のように定義している。

 「砂漠化とは、土地の生物潜在生産力の低下あるいは破壊の結果、最終的には砂漠状態に導く現象をいい、具体的には牧場の生産力が低下し、乾燥農業が不能となり、灌漑地が水の塩水化のため放棄され、あるいは何らかの形で土壌の生産力の低下を招来することになる」

 

 砂漠化が世界の人々に強い印象を与えたのは、196873年にかけてのアフリカのサハラ砂漠の拡大であり、多くの餓死者、多数の家畜の死亡などが生じたことが世界の人々に報道されたからである。

 

今や、砂漠化は世界的現象であり、これらの防止策が人類の生存と福祉の向上にとって極めて重要な課題となって、われわれ人類を脅かしている。

 

サバンナ

サバンナ [★★]

 猛獣の多い「草原地帯」である「サバンナ」は「ケニア」や「東アフリカ」に多く存在している。

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サバンナ[★★]

 ひみつ道具である『動物観察ケース』の操作盤で、地球の経度緯度を操作して、欲しい動物をディスプレーに映し出すことができる。ドラえもんは「アフリカケニアのサバンナ」にいるライオンを写し出した。

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サバンナ[★★]

 「アフリカタンザニアのサバンナ」からはゾウのウギンバくんが象牙のため、一族の多くが地上人によって殺されたと証言している。さらに、本会議場に出席している四人の密猟者どもを犯人であると名指している。

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サバンナ:熱帯や亜熱帯の、雨が少なくて雨季と乾季の別がある地帯の草原である。おもに熱帯、亜熱帯の年間の降水量が600mm以下で、夏に雨が降り、その他の季節には長い乾季をもつ地域に発達している。

 

イネ科の草木を主とする草原に樹木がまばらに生え、植物は雨季に葉をつけて繁茂する。乾季には地上部は枯れ、野火が起こりやすくなっている。

 

アフリカのサバンナでは、ゾウ、キリン、シマウマ、カモシカ類、ライオン、ダチョウ、ハゲタカなどが棲息し、時折、バッタが大発生することがある。