コアラ

コアラ[★★★]

  ドラえもんとのび太はひみつ道具である『動物観察ケース』を使って、「オーストラリア」の「コアラ」を観察している。

[S09650A29160068111]

 

コアラ[★★]

  しずちゃんはひみつ道具であ『ペットペン』を使って紙に、大好きな「コアラ」を描いた。

[S14276B02176038401]

コアラ:哺乳綱有袋目クスクス科の動物である。オーストラリア南東部の低地にのみ棲息する。頭胴長は6080cm、体重は415kg、尾はほとんどない。

 

前足、後ろ足ともに五本の指がある。前足の第一、第二指は他の指に対向し、枝を握るのに適している。後ろ足の第一指は短くて太くつめを欠き、ほかの指に対向し、第二、第三指は結合する。

 

雌の腹部には育児嚢があり、後方に開口し、内部に二個の乳頭がある。体毛は柔らかい羊毛状で密生し、上面は暗灰色、下面は灰白色である。盲腸は哺乳類中最も長く、体長の約3倍で2.4mもある。

 

 樹上生活をし、ユーカリの森林地にのみ棲息している。夜行性で、昼間は木のまたなどで休息し、夜はその葉を食べている。

 

単独で生活することが多く、性質はおとなしく、動作も緩慢である。妊娠期間約35日で、普通1頭の子を産む。子は未熟な状態で生まれ、頭胴長1.71.9cm、体重1g以下、毛も生えていない。育児嚢内で数か月育てられ、その後約半年は雌親に背負われている。寿命は1520年であると言われている。

 

ペットや毛皮利用のために乱獲されて数が大幅に減ったので、一時は全滅しかかった。しかしながら、保護が成功して現在はかなり回復している。

 

紅海

紅海[★★]

 モーゼはイスラエル人を連れてエジプト脱出を図ったが、エジプト王の軍勢に追い掛けられ、「紅海」の岸に追い詰められてしまった。

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紅海:インド洋の付属の海のひとつであり、アラビア半島とアフリカ大陸の間に位置している。地中海とは1869年以来スエズ運河により結ばれ、アラビア海のアデン湾とがバブ・エルマンデブ海峡で接し、北はシナイ半島でスエズ湾とアカバ湾に分かれている。

 

紅海の面積は438000km2、全長は2300km、最深部は2745mである。夏季は気温29.4度Cに達する。

 

紅海の名称はある種の藻類が異常繁殖し、死滅すると海水が赤褐色に変化することに由来している。舟状海盆底のより深い部分の裂け目は高温高塩分の地域であり、ここには約1020mの重金属酸化物から成る特殊な沈殿物が存在している。

 

古くからアジアとヨーロッパを結ぶ重要な通商路であったが、喜望峰経由のルートの発見により、一時的にその重要性が失われていた。しかし1869年のスエズ運河開通によって、再び重要な航路となっている。