霧隠才蔵

霧隠スネゾウ[★★]

 「霧隠スネゾウ」は、『忍者修行の成績優秀につき伊賀忍法「ミニ虎の巻」』を授けられた。

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「霧隠スネゾウ」は「霧隠才蔵」と「スネ夫」の合体パロディ版である。

霧隠才蔵:「立川文庫」第55編『霧隠才蔵』により創作された架空人物であり、「真田十勇士」のひとりである。

 

戦国時代の大名浅井家の家臣霧隠弾正左衛門の遺児才蔵は、伊賀流忍術の百地三太夫に忍術を学び、その極意を受けた忍術の名人である。

 

真田幸村の家来となってからは、甲賀流忍術使いの猿飛佐助と並び、大坂の陣では大活躍し、徳川勢を大いに悩ます存在となっている。

 

切り紙細工

切り紙細工[★★]

 出木杉は、ずっと昔、おひなさまは「切り紙細工」の簡単なものであり、子どもが病気や災難に遭わないよう、身代わりになってくれ、毎年お祭りして川へ流したものであると詳しくと説明した。

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切り紙細工:切紙細工とは、主として手漉きの和紙を使って、鋏、小刀、あいすき、丸錐などの刃物で、さまざまな図案などどを切り抜いたり、彫り刻んだりした手作りの細工物のことである。

 

切紙細工は、「切絵」とは異なり、描いた絵をそのまま切り抜かないところの最大の特色がある。切り紙細工では、絵をいったん切紙独特の図案(切り抜いた時のどの部分をつまみ上げても、全部がつながっている)に描きなおして下絵をつくる必要がある。

 

技術上からみると、切り抜いた空間によってものの形を表す方法(陰刻法)と、反対に切り残す部分によってものの形を表す方法(陽刻法)の二種類に大別できる。

 

 切紙細工の魅力の一つは、切られた手漉紙の味わいにあるといえる。手漉きの和紙は、色、つや、温かみ、強さ、手触りなどに洋紙にはない独特の美しさがある。そのため手漉きの味わいと切紙図案独自の造形美とがうまく融合して、絵の具やペンなどで描いたものにない手作りの工芸美が表現できるのである。

 

キリマンジャロ

キリマンジャロ[★★]

 赤道近くにある「キリマンジャロ山頂」をひみつ道具である『空気中継衛星』の針で刺すと、「ゾク ゾク」と寒くなった。

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キリマンジャロ火山:アフリカ大地溝帯に沿い、ビクトリア湖東方のケニア国境に近いタンザニア北東部にある成層火山である。氷河の発達する最高峰キボの標高は5895mであり、アフリカ大陸の最高峰を誇っている。

 

赤道付近にありながら、頂部は万年雪で覆われ、「白い山」とも呼ばれている。主峰キボをはじめ、シラ、マウェンジの三つの壮大な成層、円錐火山であり、基底の直径は5080km、標高5000m余の大規模な山々である。

 

キボ山頂にある地形的に新しい火口(直径900m、深さ46m)内には火孔(直径340m、深さ130m)が認められる。山腹には放射状に寄生火山が分布する。

 

1889年にドイツ人のマイヤーが初登頂し、日本からも1958年に早稲田大学赤道アフリカ遠征隊が初登頂に成功している。この火山は、アメリカの作家ヘミングウェイの1936年に出版された『キリマンジャロの雪』で一躍世界的に著名になった。

 

きりもみ

きりもみ[★★]

 のび太がひみつ道具である『三輪飛行機』の操縦をマスターすると、「宙返り」、「横転」、「きりもみ」など、何でも自由にすることができるようになる。

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きりもみ:きりもみとは、飛行機が完全に失速したのち、機体が螺旋状に旋回しながら急降下する状態を意味している。

 

普通は落下速度が速いが、回転は遅いので、2~3旋回中に脱出が図ることが可能となる。しかし、さらに放置すると水平に近い姿勢で回転が速く落下速度の遅い、いわゆる水平きりもみ状態になり、非常に脱出が困難になると指摘されている。