紙芝居

紙芝居[★★★]

 のび太のママは小さい頃オッチョコチョイであり、「およめさんごっこ」をしていると、「紙芝居」が来たので、お母さんのダイヤ指輪をおっ放り出して、駆けつけている。

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紙芝居:紙芝居とは、物語の場面を連続的に描いた絵を、順次一枚ずつ出して劇的に説明するものである。

 

紙芝居は大正時代には畳2枚敷きぐらいのテント小屋で縁日祭礼に入場料をとって見せる小興業物になった。昭和初期の不況で失業した者のうちには、てきやの子分になり紙芝居をやって生活の資を得ようとする者がたくさんいて、紙芝居屋が増えて共倒れ状態になったと言われている。

 

それで日取りに限りがある縁日祭礼ではなく、街路空地などで自由に紙芝居を見せようとする紙芝居屋が、てきやの親分に杯を返したことから紙芝居はてきやの手を離れることになった。

 

 街路空地ではテント小屋を張れないので飴を入場料の代わりに売るようになった。その後、紙芝居屋は絵本の説明をすることからヒントを得て絵物語形式の紙芝居を始め出した。やがて、最大のヒット作『黄金バット』シリーズが作られて東京下町の子どもの人気を集めた。

 

1935年には東京市内の紙芝居屋は2000人を超え、最盛期の1936年には全国で3万人に達したと記録されている。紙芝居は太平洋戦争中、人員と資材の関係でさびれるが、戦後約10年間は再び盛んになった。しかし経済の高度成長下で失業者の減少とテレビの普及によって演者と客を失って急速に衰退していった。

 

カメレオン

カメレオン [★★]

 『カメレオン気球』は周りの環境に溶け込んで、動物のカメレオンのように外部から全く見えなくなるひみつ道具である。

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カメレオン[★★]

 ひみつ道具である『カメレオン茶』を飲んで、「なにかに体をくっつけると、色が変わるだけでなく」、くっつけた物(木、石)になることもできる。有効時間は15分間である。

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カメレオン [★★]

 『のび太の海底鬼岩城』という作品において、常時ドラえもんの被っている帽子は、ひみつ道具の『カメレオン帽子』である。この帽子のボタンを「クリッ」と回すと、五人が自由に入ることのできる巨大な帽子に「ムク ムク」と変身する。

 

中にあるボタンを押すと、「ムク ムク ムク ムク」土地の中に潜り、帽子のカバーは地面そっくりになって、その下に超空間を作って地中を移動することができる。

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カメレオン:トカゲ亜目カメレオン科に属する爬虫類の総称である。樹上で生活をしており、長い舌を持ち、体の長さぐらいまで伸ばして昆虫などを捕食している。体長は460cmであり、体は左右に側編している。目は大きく、左右独立に動き、別々のものを見ることができる。

 

足の指が数本ずつ向き合うような構造になっており、細い木の枝でもしっかりとつかむことができる。さらに、尾が器用に動き、第5の足として使われ、長い尾の後端を枝などに巻き付けることが可能である。

 

カメレオンの表面には顆粒状隆起があり、さらに、普通、緑灰色で不規則な斑点が混在している。特に、カメレオンは体色を変えることで有名である。

 

カメレオン(chameleon)は英語で、chameleonで構成されている。leonは「ライオン」のことであり、chameは「地の上の」という意味であり、この場合「樹上」を指している。したがって、「樹上にいるライオン」というのが原義である。