カッコー(カッコウ、郭公)

カッコー[★★★]

 「カッコー」はほかの鳥の巣に卵を産んで、孵ったヒナをほかの鳥に育ててもらう。

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カッコー[★★]

  しずちゃんを完成したお城へ招待すると、しずちゃんはバルコニーから、「森と湖にかこまれて…。いまにもカッコーの声が聞こえてきそう」と大感激している。

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カッコー [★★]

 ドラえもんの注文した覚えのない、ひみつ道具である『カッコータマゴ』がデパートから誤送されてきた。『カッコータマゴ』を身に付けると、勝手によその家族になれるというずるい道具である。

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カッコー:ホトトギス目ホトトギス科の鳥である。全長約30cmでハトより少し小形である。体の上面と胸は灰褐色で、腹は白く黒い横紋がある。日本には夏鳥として渡来し、北海道、本州、四国の平地から低山の高原や明るい林に棲息する

 

自分で巣をつくらず、モズ、オオヨシキリ、ノビタキ、ホオジロ、オナガなどの巣に卵を産み、それらの親鳥に抱卵させ、ヒナの哺育をまかせる。

 

カッコーのヒナは仮親の卵より早くかえり、仮親の卵やヒナを背中に乗せて巣の外に押し出し、その巣を独占する習性がある。

 

カッコーの名称は、鳴き声が「カッコー、カッコー」と聞こえることに由来している。「郭公」の字は古来、ホトトギスと訓むのが普通であったが、字音を利用してカッコーに充てられるようになったと言われている。

 

活動写真

活動写真[★★]

 神成りさんの玄関前で、のび太はミズエさんではなく、神成りさんと一緒にひみつ道具である『友だちの輪』に入ってしまった。神成りさんは、のび太が苦手であったり、関心のない「碁」、「将棋」を誘ったり、「活動写真」、「盆栽」を詳しく説明しようとしていた。

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活動写真:無声映画の時代に使われた映画の古い名称である。古い映画ファンの中にはいまだにこの名称が心の中に生き続けている。

 

カッパ(河童)

カッパ[★★★]

 のび太はひみつ道具である『モンスターボール』を使って、伝説の怪物である「カッパ」や「天狗」を出して楽しんでいた。

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カッパ[★★]

 地底国のナンジャ族は原始的な生活を続けており、姿かたちは「カッパ」そっくりであった。

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河童 [★★]

 ひみつ道具である『お化けツヅラ』の中には、「河童のお化け」も潜んでいた。

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カッパ(河童)池、川、湖、沼などの水中に住む想像上の妖怪の一種である。身体全体は45歳の子どものようであり、顔は虎に似ており、くちばしはとがり、身にうろこや甲羅があると言われている。

 

頭の上に皿があり、皿に水が満たされている時は活力があり、乾いてしまえば死ぬとされる。皿に水がある間は陸上でも力強く、他の動物を水中に引き入れて血を吸う習性がある。特に、ウマを水中に引き入れる「河童駒引」の話は各地に伝えられている。

 

頭髪は少量であるけれども、カッパの皿から垂れ下がっている。左右の腕が一本につながっており、手や足には水かきがあって、泳ぎが得意である。カッパはいたずら者であり、人間の尻をぬくという。

 

カッパは鉄を嫌い、何故か相撲が大好きである。お寿司屋さんで野菜のキュウリのことをカッパというのは、キュウリがカッパの大好物であることによるものである。

 

語源的には、「カハ(河)+ワラハ(童)」の変化した「カワワッパ」が、短縮化したものであるとする説が有力である。