温室効果

温室効果[★★]

 のび太のママの読んだ書物によれば、エネルギーを使い過ぎると、二酸化炭素が増えて「温室効果」をもたらすことになる。

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温室効果:温室効果とは、大気中に水蒸気や二酸化炭素などの赤外線を吸収する物質が存在することによって、気温が上昇することを意味する。つまり、水蒸気と二酸化炭素は温室のガラスと同じ役目をしていることになり、このことから温室効果というネーミングが与えられた。

 

 近年、気候変動に関連して、二酸化炭素の量が人工的に増えて温室効果を大きくし、地球が温暖化に向かうという、有力な説がマスコミを席巻している。

 

温泉

温泉 [★★]

 ドラえもんはひみつ道具である『室内旅行機(立体映画)』を使って、自宅を「温泉旅館」にしている。正月に家族そろって温泉旅行に出かけられない野比一家はこのひみつ道具を使って、自宅で温泉気分を十二分に堪能している。ライオンの口からお湯があふれ出す豪華な温泉に入ったあと、店屋物である天丼を四つ注文して配達してもらっている。

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温泉 []

 ひみつ道具である『温泉ロープ』を、畳の上に広げて置くだけで温泉になる。片付ける場合は、「ロープ」を「パッ」とめくればおしまいという便利さであった。

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温泉:温泉とは、地熱のために平均温度以上に熱せられて湧き出る泉のことである。一般に、普通の地下水の温度はその土地の年平均気温より1度から4C高いと言われている。したがって、それ以上の温度の水が地下から湧き出るときは、地下に何らかの特殊な熱源があると考えてよいので、自然科学的な意味では温泉である。

 

 場所ごとに温泉でありうる温度が異なると不便であるので、国ごとに限界温度を規定している。たとえば、日本、南アフリカ共和国では25C,イギリス、ドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパ各国では20C,アメリカでは21.1C以上を温泉とみなしている。

 

わが国の温泉法(昭和23年法律125号)では、温泉は掲げる溶存物質をいずれかひとつでも、1kg中に規定量以上含有するものであるものと定義されている。

 

1980年現在,世界で最も温泉地の多い国はダントツのトップである日本の2053か所である。次いで、中国の1900か所、アメリカ合衆国の1003か所、アイスランドの516か所、イタリアの149か所、フランスの124か所となっている。

 

戦前の1931年には日本の温泉地は863か所であった。第二次世界大戦後の観光の大衆化によって、観光資源として多数の温泉地が積極的に開発された。