オゾン層

オゾン層[★★]

 天上界の人々は他の星に引っ越しをしており、国全体の人口が減少傾向にある。空気の汚れや「オゾン層」の破壊などがその一因である。

[L05141・C12137109405]

 

オゾン層[★★]

 新しい天才であるアイモンタンは大きな風船を上げて、「オゾン層」と空気の汚染度を調査していた。

[L06429・C17053109610]

オゾン層:オゾン層は大気の高層、主として成層圏でオゾンを多量に含む層である。地上1050kmの範囲にあり、特に2025kmに最大オゾン密度の層がある。

 

このオゾンは大気中の酸素が太陽紫外線による光化学作用によって生成される。そのため、オゾン層は動植物に有害な太陽からの紫外線を吸収する作用がある

 

オゾン層は、オゾンの吸収された太陽放射が空気を暖めるために、太陽熱の貯蔵所としての役割をもち、成層圏上限では0度C前後にもなる。そのため、オゾンの過熱作用は成層圏循環に大きな影響を及ぼし、その結果は対流圏循環に波及している。

 

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜ[★★★]

 ジャイアンが「おたふくかぜ」にかかり、アゴを隠しながら手ぬぐいを頭の上で結び、バットを持って現れた。顔面蒼白になったのび太は、ドラえもんに「アゴをなでられない。どうしよう」と相談している。

[S06425E02011057802]

 

おたふく風邪[★★]

「ゴホ」と咳をする奥さんを見て、のび太は「おたふく風邪」であると診断した。「ただのかぜよ」と言われたけれども、のび太が「うそだあ。ほっぺたがはれている」と告げると、奥さんは怒ってのび太とドラえもんに引っ掻き傷を負わせた。

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流行性耳下腺炎:ムンプスウイルスによって発症する急性感染症である。直接接触ないし飛沫感染である。

 

潜伏期は1721日で、発熱、頭痛、食欲不振、嘔吐などが12日続く。耳下腺腫脹のため、片側又は両側の耳の前下方が腫脹する。

 

一方が腫れてから47日後に他方が腫れることが多い。約3日で最高に達し、2日以後徐々に回復に向かう。左右の顎の下部が腫脹することもある。

 

耳下腺の腫脹する数日前から腫脹の続く間は感染源となり得るので、学校保健法第二類伝染病に指定され、腫脹消退まで登校を禁じている。

 

流行性耳下腺炎が「おたふく風邪」と言われるのは、耳の下が腫れ、顔がお多福のお面のようになるというところに由来している。

 

オッペケペッポー(オッペケペー)

オッペケペッポー[★★]

 ひみつ道具である『時限バカ弾』が破裂すると、「オッペケペッポー ペッポッポー」と突然叫んで、踊り出し、のび太にママ「ひょうきんだね」と言われている。

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オッペケペッポー:明治中期に壮士芝居の川上音二郎が京都新京極の寄席などに出演し、時世を風刺して歌った一種の流行歌と言われている。川上が上京し、1891年以降全国的な人気を博した。

 

彼は後ろ鉢巻きに緋の陣羽織、瀧縞の木綿の袴という衣装を身に着け、日の丸の軍扇をかざして、威勢よく陽気に歌ったと報じられている。

 

「洋語習ふて開化ぶり、パン喰ふばかりが改良でない。オッペケペー、オッペケペッポー、ペッポッポー」などといった歌詞が当時の人々に熱狂的に受け入れられた。