ーニソミマス

オーニソミマス[★★]

 森の中を「ド ド ド ド ド」と駆け抜ける「オーニソミマス」に、ドラえもんは『桃太郎印のキビダンゴ』を投げ与えた。すると、のび太たちは馬のようにオーニソマミスの背中に乗って、火口湖あたりまで移動することができた。

てんとう虫コミックス大長編第1巻『のび太の恐竜』では、オーニソミマスと書かれているが、大長編第16巻『のび太と銀河超特急』では、オルニトミムスに変更されている。

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オーニソミマス:オーニソミマス(オルニトミムス)は、竜盤目獣脚亜目オーニソミマス科に属する二足歩行の小型肉食恐竜。白亜紀後期の、アジアから北アメリカにかけて栄えていた。

 

オーニソミムスという名前は「鳥もどき」という意味だが、オーニソミマス科の恐竜たちは姿形も現在のダチョウそっくりなので、ダチョウ恐竜とも呼ばれている。口には歯がなく、木の実や昆虫を食べていた。尾をまっすぐに延し、時速47kmから56kmの猛スピードで走り回っていたという(藤子・F・不二雄大全集 恐竜ゼミナールによる)

 

オオベニウミグモ

オオベニウミグモ[★★]

 深海底で、クモそっくりの魚はひみつ道具である『水上バギー』のコンピューターで、「オオベニウミグモ」と判明した。

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オオベニウミグモオオベニウミグモはウミグモの仲間であり、水深5004000mの深海に棲息し、足を広げると30㎝を超え、世界最大のウミグモである。

 

 とても足が細長く、胴体が極端に小さいため、ほとんど足だけの外見をしていると言っても過言ではない。

 

オオヤマネコ

オオヤマネコ[★★]

 今から七万年前の日本には、サイ、クマ、オオカミ、イノシシ、「オオヤマネコ」、トラ、ワニ…など危険な動物が生息していた。

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オオヤマネコ:中型の食肉目ネコ科の哺乳類である。カナダオオヤマネコは頭胴長80130cm、尾長1125cmであり、ユーラシアヤマネコより若干小さい。スペインヤマネコは一番小形である。ボブキャットは頭胴長約70cm、尾長15cm、カラカルは頭胴長約70cm、尾長25cmである。オオヤマネコは以上の5種である。

 

積雪地に適応して四肢が長く、足底が大きく、パッドの間と脚の縁には毛が密生している。頭は丸く、頬に長毛がはえ、耳介の先端には長さ約4cmの黒毛の房がある。尾は短くて黒色、体毛は柔らかく黄灰色ないし赤褐色である。

 

 森林とその周辺の低木林に単独でテリトリーを設けて棲息している。休息所は樹洞、倒木の下、岩の裂け目などで、日中と夜はここで眠り、主に早朝と夕刻に活動している。

 

主食は地域によって異なっているが、ユキウサギ、ノロ(シカの仲間)、イノシシの子、リス、ネズミ、鳥などである。

 

オーロラ

オーロラ[★★]

 「メルヘンの星」では、しずちゃんそっくりの「天女」が竪琴を「ポロン…」と弾きながら、お客さんを誘導している。そこでは、光のカーテンに包まれ、「オーロラ」やきれいな虹を目にすることができる。

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オーロラ:地球の南極や北極に近い地方の夜空を彩る美しい光で、極光とも言われている。磁極から南北緯23度離れたオーロラ帯で最もよく現れ、年間に100回を超える頻度で出現している。これよりも低緯度で太陽活動の活発なときに見られる。

 

オーロラの現れる高度は大部分90130kmで、色は緑白色または暗赤色が多いが、赤白色や紫色に見えることもある。形は不定形状、弧状、帯状、幕状、コロナ状、線状などがあり、静かなものも、絶えず動くものもある。

 

オーロラは太陽から飛来する帯電微粒子によって発生するもので、磁気嵐や黒点などの太陽活動と密接な関係にあることが明らかになっている。

 

オーロラはローマ神話の曙の女神であるアウロラに由来している。