お岩さん(四谷怪談)

お岩さん[]

 ひみつ道具の『お化け探知機』で、お化けの居所である昔の井戸に行くと、怖い「お岩さん」らがたむろしていた。

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お岩さん[]

 のび太がひみつ道具である『お化け線香』を吹きながら、怖いお化けを考えると、最初『オバQ』、二番目に『お岩さん』が現れた。

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四谷怪談(お岩さん):歌舞伎脚本「東海道四谷怪談」の略称である。そして、四世鶴屋南北作の世話物であり、彼の代表作である。

 

伊右衛門が私欲に迷って妻であるお岩を憤死させる。その後、死骸を川に流したが、お岩の亡霊に悩まされて自滅するという話になっている。

 

劇中、お岩はグロテスクな顔になると同時に、被害者から心のねじけた加害者に転化し、観客に恐怖とともに嫌悪感を与える仕組みになっている。

 

黄金バット

黄金バット[★★★]

 紙芝居のおじさんは名調子で、「その時!! 高らかなわらい声とともにあらわれいでたる、黄金バット!」と子どもたちに語っていた。

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黄金ハット[★★★]

 魔王軍のたいまつがジャイアンやスネ夫には、鬼火やひとだまに見えてうろたえていると、そこへのび太扮する「黄金ハット」が現れた。黄金ハットは魔王軍の大軍を撃破し、そのうえ、巨大な怪物をやっつけてしずちゃんを取り戻すことができた。黄金ハットの正体をみんなに明かそうとした時に、のび太はママに起こされることになった。

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「黄金ハット」は「黄金バット」のパロディ版である。

黄金バット1930年に鈴木一郎の原作で紙芝居に初めて登場。「永松健夫」名で作画したが、193132年ころが絶頂期で34年には姿を消した。戦後、再び紙芝居に登場するとともに、絵物語として描き下ろされた。

 

「世界に暗黒がきた時たたけよ さらば正義の味方 黄金バットはあらわれん」と書かれたどくろ岩を、蛇王がたたくと黄金バットが現れ、悪の黒バットの首領ナゾーと闘い、蛇王らを救い消える『なぞの巻』(1950年)、正義の味方がなぜドクロの仮面かと問題にされ、GHQの指令で途絶えた(現代漫画博物館による)

 

牡牛座

牡牛座[★★]

 雑誌の「今週の運勢」には、「牡羊座」、「牡牛座」、「獅子座」、「天秤座」、「射手座」などの運勢が出ていた。

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牡牛座:黄道上の第三星座である。「牡牛座」はオリオン座の北西、牡羊座の東、双子座の西に位置している。首星はアルデバランであり、有名な二つの散開星団プレアデスとヒアデスを含んでいる。

 

V字形のヒアデス星団が牛の顔、数個の星の集まりに見えるプレヤデス星団が牛の肩になる。ギリシア神話では、大神ゼウスがフェニキアの王女エウロペのもとに通う時の化身の姿であると言われている。

 

黄鉄鉱

黄鉄鉱[★★]

 置換化石は「骨の成分が分解して、形だけそのまま黄鉄鉱と入れかわったものである」と、蘊蓄のあるスネ夫はみんなに極めて科学的に説明している。

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黄鉄鉱:二硫化鉄から成る鉱物であり、等軸晶系の六面体(立方体)、五角十二面体を示すことが多い。岩石中に見出される黄色で光沢のある鉱物は黄鉄鉱であることが多い。粉末の色は黒色であるので、岩石中に微粒の黄鉄鉱が含まれると、岩石の色は黒みを帯びる。

 

日本は硫黄に富む地域であるので、黄鉄鉱は日本で最も豊富な硫化鉄鉱である。硫黄の資源として、また硫黄を採取した後は鉄の原料として用いられるが、近年では石油から硫黄が大量に回収されているので、資源としての重要性が低下している。