浦島太郎

浦島太郎[★★★]

 のび太は快調に太平洋の海底を歩きながら、「浦島太郎じゃないけれど、絵にもかけない美しさ」と、ご満悦である。

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浦島太郎:『御伽草子』23編中の物語草子『浦島太郎』の主人公の名であり、物語草子のタイトルでもある。浦島太郎の話を知らない日本人はいないほど普及した御伽草子であり、おそらく知名度に関しては御伽草子のナンバーワンにランクされるものであろう。

 

 浦島太郎は助けた亀に案内されて竜宮を訪問する。竜宮では歓待を受けて、三年の月日を栄華の中で暮らしていた。帰郷すると、地上では300年の歳月が流れていた。別れる際に乙姫から玉手箱をもらい、開けるなと言われた玉手箱を開けると、立ち上がる白煙とともに、浦島太郎は一瞬にして白髪の爺となり死ぬという内容になっている。

 

浦島太郎[★★★]

  本物の「浦島太郎」がドラえもんたちにいじめられていたカメを、「二度といじめられっ子につかまるんじゃないぞ」と言いながら海に放している。

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うらしまたろう(竜宮)[★★★]

 のび太は幼稚園のころ読んだ『うらしまたろう』の絵本を見ると、いつも「ショボン」として悲しくなった。「竜宮」からもらった玉手箱を開けて、おじいさんになったその後のことを思うと、気になって気になってしょうがなかった。

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うら島太郎[★★★]

 のび太は本棚を分野別に整理して、『うら島太郎』を童話コーナーにきちんと分類していた。

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浦島太郎 [★★]

 ひみつ道具である『ウラシマキャンデー』を食べて人に親切にすると、「浦島太郎のカメ」みたいに恩返しを期待することができる。

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ウルトラサウルス

ウルトラサウルス[★★]

 ジャイアンは恐竜グランプリレースの一等賞品として、「ウルトラサウルス」をもらうと意気込んでいる。

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ウルトラサウルス:「ウルトラサウルス」と呼ばれていた竜脚類は、その後の研究により、その巨大な骨のうちいくつかはディプロドクス科に属する全く異なる竜脚類である「スーパサウルス」の一種であることが分かった。ジュラ紀後期に棲息し、体長は33mであったと言われている。

 

うる星やつら

うる星ケニヤ [★★]

 スネ夫から『長編アニメ「うる星ケニヤ」』のビデオを買ったので、見にこないかという電話がかかってきた。機嫌の悪いのび太は行くことを拒否したが、そのビデオの大好きなドラえもんは喜び勇んで出掛けている。

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「うる星ケニヤ」は「うる星やつら」と「少年ケニヤ」の合体パロディ版である。

うる星やつら:諸星あたるは世にもまれな凶相・凶運の持ち主。そんな彼が地球代表として、宇宙から侵略してきた鬼娘ラムと地球の命運をかけた鬼ごっこをする羽目になる。なんとか勝利するあたるだが、彼にプロポーズされたと勘違いしたラムが以後、諸星家に住み着いてしまった…! 

 

節操のない浮気性のあたると嫉妬深いラムを中心に、しのぶ、竜之介、面堂、錯乱坊などの個性的なキャラクターが繰り広げるハチャメチャでキュートなラブコメディ。テレビアニメ、映画、OVAにも広く展開されて一大ブームとなり、少年漫画界に新たな潮流を生み出した傑作コメディーである。初出『週刊少年サンデー』(小学館)197839号~19878号(現代漫画博物館による)