赤ずきん

赤ずきん[★★★]

のび太が小さいころに買ってもらった、絵本『赤ずきん』は大分傷んでいた。

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赤ずきんペローおよびグリムの童話が有名である。赤ずきんをかぶった少女が母のいいつけでおばあさんのところへ菓子を持っていくことになった。

 

  途中偶然にもオオカミと出会い、おばあさんのところへ行くと少女がオオカミに告げると、オオカミは先回りしておばあさんのところへ行き、おばあさんを食べてしまう。おばあさんに成りすまして道草を食って遅くついた赤ずきんも食べてしまうという話である。ペローの童話はここで終わっている。

 

 グリムの童話では、通りかかった狩人がぐっすり眠っていたオオカミの腹を切り開いておばあちゃんと赤ずきんを助け出した。その後、赤ずきんがオオカミの腹の中へ大きな石を入れておいた。そのため、目覚めたオオカミは、腹が重くて倒れて死ぬという結末になっている。

 

秋芳洞(秋吉台)

秋芳洞[★★]

 ジャイアンは「山口県の秋芳洞」から、本物の「鍾乳石の先っぽ」を取ってきたと、実物を見せながら発表会で報告した。すると、めずらしく激怒した出木杉が「な、なんてことするんだ!! 地下水のわずかなしたたりが、何百年も何千年もかけてつくったんだよ」と説明を続けた。

 

調子に乗ったのび太はジャイアンに対して、「いってやろ、いってやろ。おまわりさんにつかまって死刑になるぞ!!」と追い打ちを掛けた。すると、のび太は猛烈に、ジャイアンから追い掛けられることになった。

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秋芳洞:山口県美祢町の旧秋芳町にあり、秋吉台の南麓に開口する日本最大級の鍾乳洞である。全長は約10kmであり、1952年特別天然記念物に指定された。

 

長年に渡って地下水の溶存している炭酸石灰が沈殿して、さまざまの石灰華生成物が発達している。天井から垂れ下がる鍾乳石、洞壁をかざる流華石、洞床から上へのびる石筍、天井から洞床までつながった巨大な石灰華柱、棚田のような石灰華段丘などが魅力ある造化美を作り出している。

 

アクアラング

アクアラング[★★]

 のび太は海で、「ゲベ ゴボ ガボ」と夢中でもがいたが、泳げないで溺れてしまったので、「アクアラング」を使うことになった。

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アクアラング:圧縮空気をつめたボンベと水中マスクを組み合わせた、簡単な水中呼吸装置である。アクアラングは商品名であり、現在では水中スポーツや潜水の用具として一般に広く普及している。