ラ・ワ行で始まるお宝項目(その5

ロボット・カーにひかれた強盗[★★]

 『ロボット・カー』は壁をはい上がり、人の家の中も自由に走り抜けることができるひみつ道具であるので、ある家に入ったほっかぶりした強盗をひいてしまった。

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ロボットのくせに、かぜをひくなんて。ぼくは、精巧にできすぎてるなあ[★★★]

 ドラえもんが珍しく「ハクション」とクシャミしながら、漏らした言葉は「ロボットのくせに、かぜをひくなんて。ぼくは、精巧にできすぎてるなあ」である。その後、ドラえもんは「あったかくして、ねていよう」と自ら布団を敷いている。

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ロボットのユーレイ[★★]

 のび太とドラえもんはひみつ道具である『うらめしドロップ』を飲んで、昼間いじめたジャイアンの家に行って脅すことになった。

 

  空中を一緒に「ユラ ユラ」飛びながら、ドラえもんはのび太から、「ロボットのユーレイか、あんまりかっこよくないね」と言われてしまった。

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ロマンチックなジャイアン[★★★]

 あのジャイアンが電柱の根元に花をまいている。電柱の根元に花をまく理由は踏まれなくて、肥料をやる必要がないといったジャイアンらしい発想に基づいている。

 

  しずちゃんからは「すてき! 花一杯の町になるわね」と絶賛され、スネ夫からも「ジャイアンてほんとはやさしんだな」と褒められている。

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Yロウ(ロッキード疑惑)[★★★]

 国際的な賄賂事件であったロッキード疑惑のパロディである。この疑惑では、渡された賄賂がピーナッツという名称で呼ばれた。

 

  『Yロウ作戦』という作品で、のび太はドラえもんから出してもらったひみつ道具である『Yロウ』をジャイアンに贈り、スネ夫に代わって、明日の先発メンバーに選んでもらっている。

 

  そこで、野球仲間がのび太の家の前で、真相を聞かせて欲しいと訴えると、のび太も「記憶にない!」といった、当時の流行語で応対している。

 

  なお、ドラえもんが「Yロウ」を手で持つ時は、なんでも吸い付ける「ペタリハンド」ではなく、親指をしっかり出して握っている。

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若さとお召し物を誉めた奥さん[★★]

 のび太のママにとって、近頃楽しいと思った体験は、往来である奥さんから、「前よりずっとお若くなって、すてきなおめし物」と誉められたという出来事である。

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わかっているけど、やはり気になる[★★]

 スネ夫の電話での呼び出しは、ジャイアンに「どうせまた、なにか見せびらかすつもりだ。わかっているけど、やはり気になる」と言わせている。

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話術の天才スネ夫[★★]

 のび太のママはスネ夫の巧みな話術や外面の良さににすっかり幻惑されてしまった。そして、家で足を使ってケン玉をしているのび太に対して、「ママははずかしい思いをしましたよ。あなたもスネ夫さんを見習いなさい」と説教している。

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ラ・ワ行で始まるお宝項目(その6

わすれろ草と富山の名産カマボコ[★★]

 ひみつ道具である『わすれろ草』の花の部分には、富山の名産である赤く巻いたカマボコが使用されている。

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忘れんぼののび太パパ[★★]

 のび太のママは一か月前パパに「速達」で出してもらうように頼んでいたが、返事が来ないと嘆いていた。

 

  パパが青ざめて、「ドタ ドタ」と廊下を走り、ロッカーの背広のポケットを調べると、出し忘れたままであった。パパは物忘れがひどく、どうしようかとパニくっていた。

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私たちロボットは年に1日くらいスイッチを切って休まなきゃいけないのよ[★★]

 二十二世紀のロボットの世界では、ドラミちゃんによれば、「私たちロボットは年に1日くらいスイッチを切って休まなきゃいけないのよ」といったルールになっている。

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わたしつらい[★★★]

 グテングテンに酔ったスネ夫の前で、正座したジャイアンは「なにもそんなに…、いわなくても…」と謝り、オカマ言葉で、「心の中では…、みんなに悪いと…。あたしつらい!」で語りながら、大粒の涙を流している。

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わたしはめがねをかけていなかったし、こんなやぼったい服じゃなかったし…[★★]

 新婚旅行の写真がなかったので、のび太のパパは過去を思い出しながら、ひみつ道具の『人間カメラシャッター』で撮ることになった。

 

  写真を見たのび太のママは「わたしはめがねをかけていなかったし、こんなやぼったい服じゃなかったし…」と、パパに対して不満タラタラであった。

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ワニ皮のバック[]

 スネ夫のママは使い古した「ワニ皮のバック」を、ひみつ道具である『タイム風呂敷』で新品にしようとしたが、新しすぎて、生きているワニそのものになってしまった。

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笑いすぎておもらししたスネ夫[★★]

 お使いの帰り、のび太はスネ夫らに豆腐を粉々に壊されたため、ひみつ道具である『コチョコチョ手袋』で仕返しをした。

 

  スネ夫がしずちゃんのママからおやつの時、行儀がとてもいいと誉められると、スネ夫も調子に乗って「みんなそういいます」と答えていた。

 

  のび太はそれを見てこの手袋で、家の外からスネ夫をくすぐると、飲んでいた紅茶を「プーッ」としずちゃんの顔に吹きかけ、その後仰向けになって「ホヘヘヘ ギピ ギピ」と笑い転げた。

 

  スネ夫は玄関から、「わらいすぎてもらしちゃった」と言いながら走って出てきた。

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