ヤ行で始まるお宝項目(その4

山田さんとこへ、たまごをとどけな[]

 剛田家の職業は、店頭にカンヅメや卵があることから食料品店であると思われる。店の規模から、人も雇わないで一家でやりくりしているものと想像できる。

 

  なお、「山田さん」は、ジャイアンがかあちゃんよりタマゴの配達を命令された家である。ひみつ道具である『タイム風呂敷』でタマゴを包んだため、途中でヒヨコにかえってしまった。

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ヤマタノオロチ[★★★]

 ドラえもんは「ヤマタノオロチ」を、全く理解できないのび太に詳しく説明を始めた。

 

  「いいか、頭が八つだろ、八つのまたに分かれているからヤマタ、わかった!?」と尋ねると、のび太は「頭が八つならまたは七つだよ。ナナマタのオロチというべきだ」と、緊急事態にもかかわらず、鋭く反論してきた。

 

  ドラえもんが冷や汗をかきながら「昔からヤマタと決まっているの!」と逃げると、のび太は執拗に「どうして!?」と問いかけてきた。堪忍袋の緒の切れたドラえもんは「それどころじゃないっ」と怒鳴って、話を打ち切っている。

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山のようなドラ焼の夢を見るドラえもん[★★★]

 ネコ型ロボットであるドラえもんはよく夢を見ている。今回は山のようなドラやきを好きなだけ食べることのできるような夢であった。

 

  しかし、ドラえもんがドラやきを食べようとしたら、のび太に起こされてしまった。ドラえもんは涙を流しながら、「まだ、ひとつも食べてなかったのに」と猛烈に抗議した。

 

  のび太が「ゆめなんてくだらない」と言ったので、のび太の定番のポーズ、つまり、相手を背にし、襖に向かって座るというポーズをドラえもんも取っている。

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山へ芝刈り[★★]

 長い間隠して飼っていたピー助を友だちに披露する時期がきた。しかし、しずちゃんは一泊旅行に出かけ、ジャイアンも「アルバイトでおじいさんと山へしば刈り…」といった散々たる有様であった。

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やりかけたことは、しまいまでやれ!![★★]

 のび太は算数の宿題を一問だけ、写生もちょっとだけ描き、さらに、本の整理も終わらないうちに、遊びに出かけようとした。ドラえもんは「やりかけたことは、しまいまでやれ!!」と命令して、のび太が出掛けるのを阻止した。

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やる気なくした[★★★]

 友だちから大反省の日の決心に、否定的なことばかり言われたので、のび太はアッという間に「やる気なくした」と言いながら、家路にたどり着いた。

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融通の利かない出木杉[★★★]

 出木杉は「あと二時間たってからと、しずちゃんが…」との約束を守り、のび太が予定が変わったんだよと話してもかたくなにその約束を守っている。のび太から融通が利かないんだからと嘆かれている。

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融通の利かないドラミちゃん[★★★]

 ドラえもんが一年に一回、体を点検している時などに、妹のドラミちゃんがのび太の面倒を見ることがある。

 

  ドラみちゃんは性格的にずるいことやひきょうなことが大嫌いな性格の上、のび太との間にラポート関係がまだ十分に成立していない。そのため、のび太は深刻な問題の相談に関して、まだ、ドラミちゃんを敬遠する傾向にある。

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