タ行で始まるお宝項目(その15)
出来杉と出木杉の併用[★★]
デビュー掲載誌である『小学三年生』1985年7月号のミスが2002年8月30日第41刷の『てんとう虫コミックス』短編第41巻『時限バカ弾』でも修正されていなかった。しかしながら、2006年3月30日第54刷では、出来杉は出木杉に変更になっている。
[S15639・A41094・038507]
出木杉に相談するスネ夫[★★★]
スネ夫は最近たびたび変なものを見たり、経験したりするので、神経的にかなりまいった状態になっていた。スネ夫は出木杉に心配ごとを相談すると、よくあることとか、あまりにも考え過ぎであるというアドバイスを受けた。
すると、スネ夫は電話で「出木杉くんのおかげで気が楽になったよ」と感謝している。
[L03230・C08021・108611]
出木杉に託すのび太[★★★]
のび太は放課後、先生から「そんなことじゃろくなおとなになれんぞ!!」と厳しく説教された。のび太は、しずちゃんがほんとうに幸せになれるのなら、別れるのがベストであると考えるようになった。
ひとり崖の上から町を見下ろしながら、そうしたことを考えていると、出木杉に声を掛けられた。のび太は出木杉の両腕をしっかり握り、「きみはいいやつだ。きみなら幸せにできる」と言い残し、両手で目をおおい、「ク、ク、ク…」と嗚咽を漏らしながら、その場を走り去った。
[S08602・A32180・068011]
出木杉にとって百点以外は想定外[★★★]
しずちゃんから「出木杉さんはこんども百点でしょ」との質問に対して、出木杉は「ま、ひととおりはできたつもりだけど…」と軽く受け流している。出木杉の意識の中では、テストに関して「百点以外」は想定外のことである。
[S13677・A39177・068603]
出木杉の絵[★★]
公園においてみんなで絵を描いていた。出来上がった作品の中で、特に、出木杉の絵は素晴らしく、みんなから写真のようだと絶賛された。
[S10234・A34046・037910]
出木杉の飼っているイヌ[★★]
出木杉は「イヌのコンクール」で、優勝した名犬を連れて散歩していた。ジャイアンがその犬や主人の悪口を言うと、かみつきそうにうなるので、珍しくその犬にお世辞を言っていた。
[S11150・B01160・027910]
出木杉の金髪の奥さん(火星)[★★★]
出木杉と奥さん(金髪の外国人)が「火星基地」のお仕事のためしばらく出張していたため、野比家では、息子のヒデヨをあずかっていた。結婚後も、両家の親密な付き合いを証明する貴重なシーンである。
出木杉はひげを蓄え、新進気鋭の科学者的風貌で、あずかってもらっていたヒデヨを奥さんと一緒に、野比家に迎えに来た。ドラえもんはこうした姿を『タイムテレビ』で確認することができた。
[S16302・A40190・058906]
出木杉の趣味[★★★]
しずちゃんによると、出木杉の趣味は料理を作ることである。出木杉は自ら作った料理をドラえもんとのび太に試食してもらい、批評を聞かせてもらっている。のび太も「くやしいけど、うまい!!」と絶賛している。
[S16300・A40186・058906]