ア行で始まるお宝項目(その17)
うちの家族は三人[★★]
のび太が過去から連れてきた弟(三歳児ののび太)と居間で遊んでいた。ママが「あの子だれ?」と質問すると、ドラえもんは「自分の子どもの顔をわすれたの?」と言い返したので、パニくったママはパパに電話で、「うちの家族は三人ですよね」と尋ねている。
すると、パパは「なにいってんだ、うちは四人じゃないか」と返事している。ママの頭の中では、ドラえもんは野比家の一員として見なされていなかった。
[S04451・A10118・057601]
うちのテレビは十年[★]
スネ夫が骨董品を自慢したあと、「のび太のうちには古いものないだろ」と尋ねた。すると、のび太は苦し紛れに、「あるぞ、うちのテレビはもう十年も使っているぞ!」と答えている。
[S01368・A01068・037007]
うちのママがどなると、お化けよりこわいってことだよな[★★]
ドラえもんが「お化けたちが大あわてでツヅラににげこんだ」と説明すると、のび太は「うちのママがどなると、お化けよりこわいってことだよな」とみんなで納得しあった。
[S09353・B03063・047909]
うちはハワイ。平凡だけどね[★★★]
土管のある広場で、スネ夫はこんどの連休、「うちはハワイ。平凡だけどね」とほざいて、のび太をうらやましがらせている。
[S16527・F17049・038705]
宇宙怪人スネール[★★]
のび太はひみつ道具である『夢はしご』を使って、スネ夫を自分の夢に誘い込んだ。そして、のび太はスネ夫を「宇宙怪人スネール」に変身させ、ジャイアンも仲間に入れて、「宇宙戦争」を楽しむことになった。
スネ夫のトレードマークである、前髪の三つの山は「スネール」でも踏襲されていた。
[S10607・A28088・058203]
「宇宙怪人スネール」は「スネ夫」のパロディ版である。
宇宙人の秘密基地[★]
欝蒼とした木々に囲まれ、丘の上に建っ家は「宇宙人の秘密基地」であるといううわさがたっていた。その家は特撮映画を取っている会社に勤める人の家であることが、後ほど明らかになった。
[S06289・A14139・047611]
宇宙ターザン[★★]
テレビ番組『宇宙ターザン』が大好きであったので、のび太はひみつ道具の『時門』を使って、何時間でも見られるようにした。
テレビの画面で「宇宙ターザン」は「ではまた来週…」といっていたが、まだ時間がたっぷりあり、「来週の怪獣」が出てきたので、戦いを再度始め出した。生放送だからできたハプニングかもしれない。
[S12250・A31010・038107]
宇宙動物パーク[★★]
『未来の小学四年生2115年2月号』の本誌で、記者は月面にある「宇宙動物パーク」を取材し、掲載している。本誌を開くと、絵が広がって宇宙動物の動きや鳴き声を、見たり聞いたりすることができる。
[S05317・A10055・047602]
宇宙パイロット(火星)[★★]
のび太は将来「宇宙パイロット」になって、「火星」着陸第一号を目指していた。それで、天井から垂らしたロープに体を結んで、「ブラーン ブラーン」と無重力状態の訓練をしていた。ドラえもんはそれを見て、あいた口がふさがらなかった。
[S08324・A32076・047810]