ア行で始まるお宝項目(その9)
アンポンタン[★★]
藤子先生がネコの思い出に耽っていると、日も変わり、時刻はもう午前四時であった。思わず頭を殴りながら、「意志薄弱!! アンポンタン」と自らをののしってしまった。
[S20333・E25032・117811]
アンポンタンのノータリン[★★]
ひみつ道具である『無視虫』をジャイアンとスネ夫にたからせたのび太は二人に対して、「アンポンタンのノータリン、短足ギツネ、でべそゴリラ」と言いたい放題のことを言いまくった。
[S15699・B05125・03602]
「短足ギツネ」は「スネ夫」のパロディ版である。
「でべそゴリラ」は「ジャイアン」のパロディ版である。
あんまりねむくてつい昼寝…いや夜寝しちゃったんだ[★★]
ひみつ道具である『もしもボックス』によって、夜と昼が逆になる、世界が実現したので、のび太は学校で、「あんまり眠くてつい昼寝…、いや夜寝しちゃったんだ」とドラえもんに告白している。
[S18221・E20030・077612]
慰安旅行[★★★]
ジャイアンは、とうちゃんとかあちゃんが町内の慰安旅行で温泉に出かけているため、傍若無人の行動をとろうとしている。つまり、ジャイアンの歌と料理という最悪の組み合わせの犠牲者に、ドラえもんたちはまさになろうとしていた。
[S17112・A41148・048908]
いい子だからいってちょうだい。おやつあげるから、おこづかいあげるから…[★★]
ドラえもんの初期の作品『無題(のび太が強くなる)』では、不登校寸前ののび太に対して、ママはあくまでもやさしく描かれている。
例えば、「いい子だからいってちょうだい。おやつあげるから、おこづかいあげるから…」といった調子で、描写されていた。
[S01090・M052219・027003]
イートマキマキ[★★]
『のび太とブリキの迷宮』という作品で、ドラえもんは、ロボットの支配するチャモチャ星のナポギストラー皇帝のイメコンに、ひみつ道具の『必中ゴムパチンコ』で、新種のコンピューター・ウイルスを植え付けることに成功した。
ロボットの発明家であった皇帝が、ウイルスに汚染されておかしくなると、ロボット全員がおかしくなり、みんな「イートマキマキ」を歌い出した。
[L05377・C13183・109303]
いとまきのうた:作詞香山美子(1983年)、作曲小森昭宏
いいとも[★★]
しずちゃんがひみつ道具である『バードキャップ』を貸して欲しいと頼むと、ドラえもんは「いいとも」と返事している。
[S16018・D01007・018404]
いいとも:2013年まで、タモリの司会によって月曜日から金曜日までお昼に放映されているフジテレビの人気番組である。このバラエティの長寿番組『笑っていいとも』から生まれた流行語である。
いいないいな、自分ばっかり[★★]
雲に乗って空中で昼寝しているドラえもんを見て、のび太は「いいないいな、自分ばっかり」と空に向かって、大声で叫んだ。
[S14105・D06098・028205]
いいよ! どうせぼくがいなけりゃ、ろくなことにならないから[★★]
ドラえもんが未来へちょっと帰っている間に、家族そろってキャンプに行ったという話を耳にした。ドラえもんは「いいよ! どうせぼくがいなけりゃ、ろくなことにならないから」とめずらしくすねながら抗議をした。
[S10225・E12026・037909]