のび太の名句・冗句(その16

昼寝しようぜ、だれに気がねなく。ああ~、天国だ[★★]

 満腹になって、みんなが大の字になると、のび太は「昼寝しようぜ、だれに気がねなく。ああ~、天国だ」と言いながら眠り出した。

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ふたりでただこうして…。むきあってるだけでたのしいじゃないか[★★★]

 のんびり屋ののび太はしずちゃんに対して、「ふたりでただこうして…。むきあってるだけでたのしいじゃないか」と言ったあと、「ぼくはね、こうポカーンと…、きみの顔を見てるだけで…」と両ひざの上で腕を組み、その上に顎を置いて浮世離れした顔でしゃべっている。

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ぶんなぐってのばしてまるめてだんごにしてやる[★★]

 ひみつ道具である『架空通話アダプター』を使って、泣き落とし戦術でも、おだて戦術でも、すべて最後にはジャイアンが腹を立て、おじゃんになってしまったので、のび太がやけのやんぱちになって発した、捨てぜりふ「ぶんなぐってのばしてまるめてだんごにしてやる」である。

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べつに命にかかわるわけじゃなし[]

 のび太は風呂にはいるかどうかの件で、ママと議論していた。のび太が「べつに命にかかわるわけじゃなし」と答えると、ママから「へりくつはやめなさい!!」と怒鳴りながら、追い掛けられた。

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ボールがぼくのバットやグローブをよけているんだもの[★★★]

 『人間磁石ベルト』という作品では、大事な試合を明日に控え、のび太が、ジャイアンから「エラーや三しんしやがったらただじゃおかねえ」と脅されている。

 

  それを聞いてドラえもんは「(エラーや三しんを)しなけりゃいいじゃん」と軽く受け流している。しかし、のび太は「きっとやるんだよ~。自信があるんだよ~」と言った後のセリフ「ボールがぼくのバットやグローブをよけているんだもの」である。

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ぼく、ぜったいにびりになる自しんがある[]

 ジャイアンが正座で、できるだけ長くがまんする大会を開こうと提案した。これを聞いて、のび太は「ぼく、ぜったいにびりになる自しんがある」と泣いてドラえもんに報告した。

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ぼくだけの力で、きみにかたないと…[★★★]

 のび太はジャイアンに、「ドカ ボカ ギュ」と殴られ続けた。そして、何度も何度もダウンしても、立ち上がり、ジャイアンに戦いを挑み、「ぼくだけの力で、きみにかたないと…。ドラえもんが安心して…、帰れないんだ!」と絶叫した。

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ぼくダルマになる。やくそくするよ、おばあちゃん[★★★]

 おばあちゃんは生前のび太に、「ころんでもころんでも、ひとりでおっきできる強い子になってくれると…」と言われた。すると、幼いのび太は「ぼくダルマになる。やくそくするよ、おばあちゃん」ときっぱり言い切っている。

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ぼくなんか、だあれも応援してくれやしない…[★★]

 のび太はドラえもんに対して背を向けた得意なポーズを取りながら、のび太は涙を流して、「ぼくなんか、だあれも応援してくれやしない…」とつぶやいた。

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