のび太の名句・冗句(その13

どうせまたすぐよごれるんだ。むだなことですよ[]

 のび太がママと風呂に入る入らないで議論していた。のび太が「どうせまたすぐよごれるんだ。むだなことですよ」と答えると、ママは「ヘりくつはやめなさい!」といって追い掛けてきた。

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どうやらぼくは二人いるらしいんだ[★★]

 のび太は「どうやらぼくは二人いるらしいんだ」と正直に告白している。「机に向かうまではほんとにやる気満々なんだよ。それが…机に向かったとたん…コロッと人が変わってなまけることしか考えない…」といった状況の繰り返しである。

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遠い昔によんだ本をもう一度読みかえしてみたい…、そんな気もちかな[★★★]

 45年後ののび太おじさんが現在ののび太と入れ代わりたい心境は次のようなものであった。「遠い昔によんだ本をもう一度読みかえしてみたい…、そんな気もちかな」であった。

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どこへ行こうがおれの勝手だ、ぐずぐずぬかしやがると目玉をくりぬくぞ[★★]

 ひみつ道具である『入れ舌』を舌にはめると、のび太はママに「どこへ行こうがおれの勝手だ、ぐずぐずぬかしやがると目玉をくりぬくぞ」とすごむことになる。

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とにかくこの世に生まれたからには、何かひとつ足あとをのこしたい![★★★]

 のび太は「とにかくこの世に生まれたからには、何かひとつ足あとをのこしたい!」と真剣に考えていた。

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取りかえせるぐらいならたのまないよ!![★★★]

 ジャイアンにまだ読んでいないマンガ本『まゆ毛くん』を取られてしまった。大きな声で泣きながら帰ってきたので、ドラえもんがのび太に「取られたら取り返せ!!」と怒鳴ると、のび太も「取りかえせるぐらいならたのまないよ!!」と真っ当な返事を返した。

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どんなときも勇気をもって進めば、かならず道はひらけるのだ!![★★★]

 ライオンが出たり、大蛇が出たり、『どこでもドア』がなくなったりしたので、みんなはうろたえていた。

 

  のび太が「どんなときも勇気をもって進めば、かならず道はひらけるのだ!!」と訴えると、しずちゃんから「頼もしいわ」と握手されることになった。

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なあに、おとなになるまでまだ十年ある。その間には、きっと逆転のチャンスだってあるさ!![★★]

 ますます仲良くなって、手をつないで帰っていくしずちゃんと出木杉を見送りながら、のび太は「なあに、おとなになるまでまだ十年ある。その間には、きっと逆転のチャンスだってあるさ!!」とめずらしく楽観的な発言で話を締めくくっている。

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なくなよ! 人生にはいろんなことがあるもんだ[★★]

 恋人であると思っていたミイちゃんがオスネコであると判明した。そこで、のび太は涙にくれるドラえもんに対して、「なくなよ! 人生にはいろんなことがあるもんだ」と慰めている。

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