のび太の名句・冗句(その7)
けんかなら、ドラえもんぬきでやろう[★★★]
ドラえもんがのび太を呼びに来たが、のび太は土管の背後に隠れ、ジャイアンに「けんかなら、ドラえもんぬきでやろう」と提案した。
[S04249・A06173・037403:33]
こうしてウトウトしてるのが最高にいいんだよ[★★]
日曜日の寒い朝、起こされたのび太はドラえもんに「こうしてウトウトしてるのが最高にいいんだよ」と話している。
[S14261・A29006・038312:155]
今年の春も、二度とかえってこないんだ![★]
のび太は一年を反省し、「今年の春も、二度とかえってこないんだ! とりかえしのつかないことしちゃった。ワ~」と、仰向けになって両手両足を「バタ バタ」しながら、泣きわめいた。
[S05498・A16022・067710:32]
子どもだろうが大人だろうが、悪いことは悪いと思うんだ[★★]
のび太がタバコのポイ捨てをする大人に注意をすると、「なまいきだ、子どものくせに!!」と怒鳴られた。のび太はドラえもんに対して、「子どもだろうが大人だろうが、悪いことは悪いと思うんだ」と両拳を振り上げ、涙を流しながら抗議している。
[S09506・A33054・058010:140]
この傷ついた心をなおしたいんだよう[★★]
ドラえもんからひみつ道具である『いたわりロボット』の使い過ぎはよくないと言われたが、のび太は「この傷ついた心をなおしたいんだよう」と、自分の気持ちを率直に述べた。
「いたわりロボット」はどんなことに対しても、もっともらしい理由を付けて、自信を回復させてくれたが、根拠のないものばかりであり、のび太の成長によくないことが次第に明らかになってきた。
[S04425・B05107・057510]
この広い世界に、ぼくの味方は一人もいないのか[★★]
外では、のび太が助けを求めても、助けてくる人がいない。家に帰って、頼りのドラえもんからも「悪いけど、でかけるところなんだ」と言われてしまった。
そこで、のび太は思わず「この広い世界に、ぼくの味方は一人もいないのか」と両手を広げて嘆いて見せた。
[S16213・F15048・038607]
このふたりのためだけにでも、ぼくはがんばろうと思うんだよ[★★]
二十五年後ののび太はのび太に対して、しずちゃんは素晴らしい女性で、ノビスケも生意気だけれどかわいいやつだと言いながら、「このふたりのためだけにでも、ぼくはがんばろうと思うんだよ」と決意を述べている。
[S04594・A16040・067703:13/21]
このへんでしんけんに人生ととりくまねば、永久にとりのこされてしまう[★★★]
のび太は襖に自己宣言書「こんどこそやりぬくぞ」を貼り付け、机の前に座って、「このへんでしんけんに人生ととりくまねば、永久にとりのこされてしまう」と自らを叱咤激励した。
[S03624・B03168・067603:14]
ごはんが、こんなにおいしいものとはしらなかった[★★]
のび太は「タベモノ」と言いながら、ひみつ道具である『アリガタミワカリ機』の赤いボタンを押したので、その日一日中何も食べることができなかった。
白いボタンを押して解除した後、「ガツ ガツ ムシャ ムシャ」食べながら、「ごはんが、こんなにおいしいものとはしらなかった」とドラえもんに話している。
[S09255・A19114・037811:149]