のび太の名句・冗句(その6)
きょう一日あればできるんだ。なんとかしてえ[★★]
ズル休みがママにばれ、夏休みの宿題も残っていたので、いつものように、のび太はドラえもんに「きょう一日あればできるんだ。なんとかしてえ」と訴えた。しかし、今回はいつも以上に、ドラえもんからキッパリと断られてしまった。
[S03159・I06136・027109]
きょうから生まれかわった気でちゃんとした生活をおくろう!
のび太は年に二・三回ある大反省の日に、「きょうから生まれかわった気でちゃんとした生活をおくろう!」と決心した。
[S13609・B05183・068509]
きょうからもう五分、ふやそうと思ってたのに…[★★]
ママに本棚のマンガと雑誌を全部処分されたので、のび太は「ああ…、ぼくは生きるのぞみをうしなった…」と泣き崩れた。
ドラえもんから「ちゃんと勉強してればこんなことなかった」と指摘されて、のび太が発した反論「してるよ。前より一日五分は、よけいに勉強してる。きょうからもう五分、ふやそうと思ってたのに…」である。
[S17117・A41112・048909]
悔しまぎれにでまかせいう[★★]
のび太も「悔しまぎれにでまかせいうのが、ぼくの悪いくせだ…」と自覚していた。
[S20129・A10165・097509]
けっきょく、苦労しないで金もうけしようなんて考えるのがまちがいなんだ[★★]
ひみつ道具である『タヌキさいふ』の夢もご破算になったので、のび太は「けっきょく、苦労しないで金もうけしようなんて考えるのがまちがいなんだ」という結論に納得した。
[S04205・E16020・037310:138]
けっきょくたよれるのは自分だけか。ようし! もうドラえもんなんか当てにしないぞ[★★]
ドラえもんに夏休みの宿題を相談しても、まともに取り上げてくれないので、のび太は「けっきょくたよれるのは自分だけか。ようし! もうドラえもんなんか当てにしないぞ」という心境になった。
[S01173・I03053・047008]
けっきょく人はみな孤独なんだなあ…[★★★]
特別記憶の悪いのび太は「見た物はかならず思い出せる機械」をドラえもんに期待していた。ドラえもんから「テストに道具を使ってずるしようなんて思わないように」とあらかじめ釘を刺された。
「それでも友だちか!?」と怒鳴った後、のび太はしみじみと、「けっきょく人はみな孤独なんだなあ…」とつぶやいた。
[S16698・M80249・059010]
結婚は一生のことだからね。あとからちがう子を知ることだってあるし…[★★]
のび太はひみつ道具である『ガールフレンドカタログメーカー』を使って、「結婚は一生のことだからね。あとからちがう子を知ることだってあるし…」と考えながら、のび太好みの二人の女の子を選んだ。
ひとりは、「高校でクラスメート」になる「月形まる代」、もうひとりは、就職したら「同じ会社の同じ課」になる「花賀さき子」であった。
[S06458・A18144・067806:103]