のび太の名句・冗句(その5

川へ身投げしようかと…、思ったけど、泳げないからやめた[★★★]

 のび太の帰りが遅いので、心配になってドラえもんが迎えに行くと、のび太が川の畔で涙を流しながら一人座っていた。

 

  ドラえもんが声を掛けると、のび太は急に「ワア~」と大声で泣き出した。のび太は「ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう。それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない」としみじみとドラえもんに訴えた。

 

  そして、ふと漏らしたのび太らしい真情がこのフレーズ「川へ身投げしようかと…、思ったけど、泳げないからやめた」である。

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機械だって動かさないでほっとくとさびつくからね。人間の体も同じように…[★★★]

 のび太はパパから「ごろごろしてばかりいちゃ体に毒だ」と言われると、「機械だって動かさないでほっとくとさびつくからね。人間の体も同じように…」と、理路整然とドラえもんに話しかけている。

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きっと、ドラえもんがたすけにきてくれるよ。ぼくは信じてる[★★]

 無人島に家出したのび太は「きっと、ドラえもんがたすけにきてくれるよ。ぼくは信じてる」と思いながら、十年間待ち続けた。

 

  ある日、役に立たないと思って捨てた機械のスイッチを入れると、「ピピピ ピー ピー」と鳴り出した。その信号は「SOS発信機」から出たものであったので、ドラえもんが直ちに救出に来てくれた。

 

  のび太は『タイムマシン』で家出した晩に戻り、さらにひみつ道具の『タイムふろしき』で十年前ののび太に戻ることができた。

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気にかけられるって、うれしいねえ[]

 のび太がひみつ道具である『石ころ帽子』を被ると、誰ものび太のことを、かまってくれなくなってしまった。のび太の「石ころ帽子」が「ポロ」と脱げると、「気にかけられるって、うれしいねえ」と、ドラえもんに相槌を求めている。

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きみはこれからも何度もつまづく。でもそのたびに立ち直る強さをもってるんだよ[★★★]

 ひみつ道具の『入れかえロープ』で入れ代わった45年後ののび太おじさんは、帰る間際、のび太に次のようなアドバイスをした。

 

  「きみはこれからも何度もつまづく。でもそのたびに立ち直る強さをもってるんだよ」という元気の出る、とても素晴らしいアドバイスであった。

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