ドラえもんの名句・冗句(その11

夏はあつくてあたりまえ。時にはあせを流すことも必要だ[★★]

 暑さにまいっていたドラえもんだが、「夏はあつくてあたりまえ。時にはあせを流すことも必要だ」と我慢しながら、のび太の要求する「涼しくなる道具」をむやみに出さなかった。

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なにかあるとすぐ、わっと集まってきて、なにもかもだいなしにしちゃうんだ[★★]

 空き地の鈴虫がアッという間にみんな捕獲されてしまったので、ドラえもんとのび太は「なにかあるとすぐ、わっと集まってきて、なにもかもだいなしにしちゃうんだ」と湯気を立てて憤慨した。

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なにかしようと思ったら、そのことだけに夢中にならなくちゃだめだ。[★★★]

 のび太は机の前に座って勉強をしないで、はなくそをほじくってハナクソダーツをして遊んでいた。ママに見つかり、こってり絞られることになった。ドラえもんは「なにかしようと思ったら、そのことだけに夢中にならなくちゃだめだ」と注意を促した。

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なにかやってみて、うまくいかないとすぐいやになってしまう![]

 スキーがうまく滑れないので、のび太はスキーなんかいやだと愚痴り出した。それで、ドラえもんはのび太を、「なにかやってみて、うまくいかないとすぐいやになってしまう!」と怒鳴りつけた。

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なにも知らないほうが気がらくだよ[★★]

 のび太はひみつ道具の『災難予報機』で、自分のこれからの災難を知りたいとドラえもんに話した。すると、ドラえもんの返事は「なにも知らないほうが気がらくだよ」というものであった。

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悩んだ悩んで悩んで悩みぬくのだ[★★]

 ドラえもんはのび太を、「悩んだ悩んで悩んで悩みぬくのだ」と叱咤激励している。

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なやんでるひまに、一つでもやりなよ[★★★]

 のび太が宿題のできない理由を、次から次へと挙げて悩んでいた。ドラえもんはそれを見て、「なやんでるひまに、一つでもやりなよ」と厳しく諭した。

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なんだ。やきもちか、男らしくないなあ[★★]

 のび太が、しずちゃんが異常ともいえる親密さで出木杉と仲良く話していると、ドラえもんに訴えると、ドラえもんから「なんだ。やきもちか、男らしくないなあ」と一蹴されてしまった。

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なんて、ひどいやつらだ。ほんとのことをいうなんて[★★]

 のび太は家に帰って、スネ夫はもちろんのことしずちゃんにも相手にされず、その上、「小さな子まで、ぼくをばかにする」とドラえもんに訴えた。

 

  最初に、ドラえもんは「なんて、ひどいやつらだ」と憤慨した後、「ほんとのことをいうなんて」とつい口を滑らせてしまった。

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