ドラえもんの名句・冗句(その5

気に入らないからってつぎつぎに消していけば、きりのないことになるんだよ。わかった?[]

 のび太は屋根の上で、「グスン」と涙を流しながら、「一人でなんて…、生きていけないよ…」とつぶやくと、ドラえもんが「気に入らないからってつぎつぎに消していけば、きりのないことになるんだよ。わかった?」と影からささやいた。 

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きみがいじめられたとしたら、どんな気がする。自分がいやなことは人にもするな[★★]

 ひみつ道具である『吹き替え糸電話』を使って、いじめられたネコはいじめっ子に対して、「きみがいじめられたとしたら、どんな気がする。自分がいやなことは人にもするな」と、ドラえもんの吹き替えを積極的に活用している。

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きみ自身が注意力を育てないかぎり、安全な場所などどこにもないんだよ[★★]

 さまざまな災難を体験したのび太に対して、ドラえもんは「きみ自身が注意力を育てないかぎり、安全な場所などどこにもないんだよ」といった厳しい結論を下している。

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きみって、ほんとにぶしょうだね[]

 ドラえもんはひみつ道具の『宝の地図探し機』であらかじめ45枚の地図を探しておいた。宝を探しに行こうと誘うと、のび太は「行かなくてもいいよ。うめてある場所をここへもってくれば」と言い出す始末。

 

  開いた口がふさがらないドラえもんは「きみって、ほんとにぶしょうだね」とこぼしてしまった。

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きみの二つの心をつき出したんだ。黒がなまけ心、白ががんばり心[★★★]

 ドラえもんはのび太に愛想も尽きはて、最後の手段として、ひみつ道具である『心突き出し撞木』でのび太の後頭部を「ゴチン」と突いた。

 

  すると、「きみの二つの心をつき出したんだ。黒がなまけ心、白ががんばり心」が目の前に現れた。黒のなまけ心が異常に肥大し、白のがんばり心は「ヨロ ヨロ」としてひ弱な存在であった。

 

  しかし、ひ弱であったけれども、最後まで何とかしようとする意志を持ったけなげな奴でもあった。

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きみはかならずちょうしにのって、ろくでもないことに使うからあげない[★★]

 ひみつ道具をいつものように欲しがるのび太に対して、ドラえもんもいつものように「きみはかならずちょうしにのって、ろくでもないことに使うからあげない」と断っている。

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きみはそういう、軽はずみなやつさ。やったことはしょうがないじゃないか[★★]

 ドラえもんは十個の「カップめん」を一度に食べるという、のび太のあきれたチャレンジを聞いて、「きみはそういう、軽はずみなやつさ。やったことはしょうがないじゃないか」とやさしく諭している。

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