ナ行で始まる登場人物(その2)
ナマ子[★★]
「ナマ子」は家の仕事をなんでも犬にやらせようとしていた。のび太が心配になって「いまにおよめにいったらこまるよ」とアドバイスすると、ナマ子は平然と「いいもん、おむこさんにやらせるよ」と答えている。
[S08294・B04110・047808]
ナマ子のおふくろ[★]
「ナマ子のおふくろ」は口うるさくて、多数の皿を割った皿洗いの件で、ナマ子に激怒した。のび太は人間も動物の一種だと考え、『ももたろう印きびだんご』を強引にナマ子のおふくろの口の中に放り込むと、しばらくの間、静かであったが、あとどうしていいか見当もつかなかった。
[S08296・B04112・047808]
ナマ子の飼い犬[★]
ナマ子は「飼い犬」に、お買い物や庭掃除や皿洗いができるように、のび太に『ももたろう印きびだんご』を使って、千円で訓練してもらいたかった。最後の皿洗いでは、訓練した犬も「ガラ ガラ ガチャン」と多数の皿を割ってしまった。
[S08295・B04111・047808]
滑川くん[★★★]
てんとう虫コミックスの初版本の『ハロー宇宙人』で、UFOマニアの円番さんからスネ夫は「滑川(なめかわ)くんか」と呼ばれている。
筆者は藤子先生の生誕の地高岡市のすぐ近くに「滑川市」があるので、スネ夫の苗字はそれに由来するのではないかと推測した。
しかしながら、デビュー掲載誌である『週刊少年サンデー増刊』1976年8月10日号の「ハロー宇宙人」では、「骨川くんか」と書かれ、単なる校正ミスであると判明したので、上記の説が成り立たないことが分かった。
なお、「骨川」という苗字は『小学四年生』1970年4月号にすでに登場している。
[S20186・A13170・097606]
成金さん[★★]
「成金さん」は自分専用の美術室を持ち、「複製ばかりだが、かなりいい物をそろえているつもりだよ」と、パイプをくわえながらドラえもんたちに絵を紹介している。
[S03254・A05135・037207]
ナンジャ族[★]
巨大なティラノサウルスは「ナンジャ族」の無数の小さな毒の塗ってある矢で、「ズズズ~ン」とブッ倒されてしまった。
[L03291・C08081・108701]
ナンデモ大臣[★★]
ノビタ国王は、当然、しずちゃんを王妃に選んでいる。ドラえもんは総理大臣、スネ夫は「ナンデモ大臣」に任命された。ジャイアンは単なる召使いに過ぎない。
[L05082・C12078・109112]
ナントカスキー[★]
のび太は『舟歌』をベートベンの作曲だと思ったが、花賀さんにチャイコフスキーと訂正され、「そ、そう! ナントカスキー、ぼく大スキー」と顔を真っ赤にして、駄洒落を連発している。
[S06461・A18147・067806]
兄さん[★]
笹舟を流していた男の子が、土管の上で昼寝をしていた怠け者のお兄さんの弟であることが、後ほど判明することになる。
[S12294・A26122・038111]
にくまれっ子[★★]
「にくまれっ子」のシャツの下という読み札に対する絵札は、ジャイアンのシャツの中のことであった。
[S10272・A23162・038001]