単行本未収録のドラえもん作品(その115

ドラQパーマン[★★]

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グータラ探知ロケット[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『グータラ探知ロケット』を使うと、この世にいるのび太のようなだらしない男の子を見つけることができる。

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正ちゃん[★★]

「正ちゃん」が頭のいいOちゃんをおだてて宿題をやってもらっていた。それを見たオバQは猛烈に腹を立て、「そんなことしていたらわるい頭がますますわるくなるじゃないか」と怒鳴りつけた。

 

しかし、Oちゃんが正ちゃんのためを思って、ぜんぶちがった答えをかいておいたと教えくれた。その話を正ちゃんに告げると、正ちゃんは「ワン ワンワン」と吠えて、オバQを部屋の外に追っ払ってしまった。

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正ちゃん」とは、大原正太であり、通称正ちゃんと呼ばれている。弱虫であり、成績もあまり良くない小学生の男の子である。

 

Oちゃん[★★]

正ちゃんは「Oちゃん」をおだてて、夏休みの宿題をやってもらっていた。Oちゃんは「バケラッタ」と言いながら、算数の問題をスイスイと解いていた。

 

しかしながら、オバQがOちゃんを問い詰めると、「正ちゃんのためを思ってぜんぶちがった答を書いておいた」と返答してくれた。

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みつ夫のママ[]

 みつ夫は屋根の上で、あぐらをかき、腕を組んで、冷や汗を垂らしながらかくれていた。庭では、みつ夫のママが「みつ夫さん! 今日こそゆるしませんよ。かくれてもむだだからでてらっしゃい!!」と大声で怒鳴っていました。

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みつ夫[★★]

 屋根の上にかくれていた「みつ夫」を見つけたパーマンが「おい、またなにかやったの?」と問い掛け、「宿題はすすめといただろうね。なに!? ひとつも!? ひとがあせをながしてはたらいているあいだになにをしてたんだ!!」と問い詰めました。

 

その上、みつ夫が「おやつはちゃんと食べておいた!?」と白状したので、パーマンは猛烈に腹を立てて、どっかへ飛んで行ってしまいました。

 

この作品では、ひとつのコマに「パーマン」と「みつ夫」が描かれている。みつ夫は宇宙人からもらったパーマンセット(マスク、マント、バッジ)を装着すると、空飛ぶ能力などを授かり、正義のヒーローであるパーマンに変身できる。

 

一見矛盾したシーンのように思えるが、よく見ると、みつ夫の鼻が赤く、「コピーロボット」であることがわかる。

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ドロンパ[★★]

 Oちゃんが「バケラッタ バケラッタ」と正ちゃんに説明しても、チンプンカンプンでしたので、そばにいた「ドロンパ」がわかるように、しっかりと通訳してくれました。

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ブービーとパー子[★★]

 みつ夫がパーマンを探しても、家のどこにも見つけることができませんでした。パーマンが腹を立てて、どっかへ飛んでっちゃったらしいので、「ブービー」と「パー子」に探してもらうことになった。

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パー子星野スミレのもうひとつの顔であり、正義のヒーロー「パーマン」の三人目のメンバーであり、パーマン3号である。

 

ハツラツン[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ハツラツン』を一粒飲むと、二十四時間眠くも疲れもしなくなる。以前、このひみつ道具は「眠くも疲れもしない薬」という名称であったが、この作品では「ハツラツン」というネーミングで登場している。

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