中央公論社のドラえもん第6巻(その2

雪山遭難を助けろ[★★]

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白雪山[★★]

 のび太が夕食を食べながらテレビを見ていると、「白雪山で遭難した二人の行方はきょうもわかりませんでした」というニュースが流れた。

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未来の世界の秘密はやたらにもらすわけにはいかないんだ[★★★]

 冬山の白雪山で二人の登山家が、遭難したというニュースが流れた。のび太が『どこでもドア』を使えば、今すぐにでも二人を救助できるので、ドラえもんに「どこでもドア」の使用を頼んだ。

 

しかし、ドラえもんは「未来の世界の秘密はやたらにもらすわけにはいかないんだ」と言いながら、なかなか「どこでもドア」を使って救助しようとしなかった。

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パジャマの上にオーバーを着て救助に向かうのび太[★★★]

 冬山での遭難者が行方不明になって五日たっても救助されないので、ドラえもんは『どこでもドア』を使って救助することに決めた。のび太は直ちに、「パジャマの上にオーバーを着て」ドラえもんと救助に向かった。

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ラーメン[]

 白雪山の岩穴に避難していた二人が、あったかい「ラーメン」を食べたいと話していたので、ドラえもんたちは『どこでもドア』で家に帰り、あったかいラーメンを作ってこっそり二人の前に差し出した。

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山の遭難者[]

 白雪山の岩穴に「避難していた二人」が、あったかい「ラーメン」を食べたいと話していた。

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なんとか自分の力で助かってもらおう[★★★]

 二人の遭難者は岩穴で、ドラえもんがこっそり持ってきた温かいラーメンを食べることができた。次の日も吹雪いて、その上、捜索も打ち切られたので、ドラえもんとのび太は再度、『どこでもドア』から二人の救助に出向いた。

 

遭難者の二人は自力で下山を始めたが、山小屋に着く前に倒れてしまった。ドラえもんはまだ「なんとか自分の力で助かってもらおう」と考えていたので、二人はドラえもんに当てられると寝ながら歩けるひみつ道具の『ムユウボウ』と、交互におんぶしながら、ドラえもんの取り出したひみつ道具の『ミニ雪上車』に引っ張ってもらって、山小屋へ避難することができた。

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ミニ雪上車[]

【道具解説】 雪山で遭難した二人が動けなくなって、雪の中に倒れていた。ひみつ道具である『ムユウボウ』を遭難者に当てると、寝ながら動けるようになった。

 

ドラえもんが「リュックを下ろして、友だちをおんぶして、こっちへまっすぐ行きなさい」と命令すると、二人はひみつ道具である『ミニ雪上車』に引っ張られて、なんとか山小屋までたどり着くことができた。

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 テレビを見ながらアイスキャンデーを食べるのび太と真冬の扇風機[★★★]

 救助された二人の遭難者のテレビ・インタビューを見ながら、のび太は真冬なのに、「アイスキャンデー」を食べていた。さらに不思議なことに、のび太のかたわらには「扇風機」が置かれていた。

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