中央公論社のドラえもん第3巻(その2)
ジャイアンはうそつくような男じゃないとゴマするスネ夫[★★★]
のび太が前に貸した本を、ジャイアンに返して欲しいと催促すると、「だいぶ前に返したぞ」と言い張るので、思わず「ええっうそだ!」と言葉を滑らしてしまった。
ジャイアンが「カッ」となって、のび太の胸ぐらをつかんだ時、スネ夫がやってきた。ジャイアンの話を聞いて、スネ夫は「ジャイアンくんはうそをつくような男じゃないぞ。取りけしてあやまるべきだ」と見え見えのゴマをすりだした。
[I03020:06]
ジャイアンくんは心が広いなあ[★★★]
ジャイアンが悪かったけれども、のび太が道路に正座して両手をついて謝ったので、ジャイアンは「うん、わかればそれでいいのだ」と鷹揚に答えた。すると、かたわらのスネ夫は「ジャイアンくんは心が広いなあ」と絶賛している。
[I03020:05]
マジックボックス[★★]
【道具解説】 筒型であるひみつ道具の『マジックボックス』に付いている、下の穴から足を出すと、目の付いた筒からも足が出る。足を動かすと、筒の中の足も「ピョン ピョン」と動き出す。
上の穴からのぞくと、筒のレンズに写った景色を見ることができる。真ん中の穴に腕を入れると、筒に腕がニョキッと出てくる。
[I03021:02377]
メガネメガネ…[★★★]
ひみつ道具である『マジックボックス』の「筒」から出た手によって、のび太のママはメガネを「パッ」と取られた。以前の漫才ブームの時、横山やすしが舞台で、西川きよしにメガネを取られて、投げられた際にした、「メガネメガネ…」という仕草を、のび太のママも始め出した。
[I03022:06]
藤子不二雄[★★★]
のび太がジャイアンに貸した『海の王子』は第2巻であった。表紙には「藤子不二雄」と書かれていた。
[I03024:2102]
こども百科事典[★]
スネ夫はジャイアンに小学館の『こども百科事典』(ほ&わ)の巻を貸していた。
[I03025:1202]
のぞきお化け[★★★]
[I03048・S01168・047008:01]
のぞきお化け[★]
「のぞきお化け」とは、地球人の生活を観察するという夏休み自由研究のため、円盤に乗って、のび太を観察にやってきた宇宙の子どものことである。
[I03049:03]
のぞきお化けの二つの眼がトイレの壁などから、のび太をジッと見つめる[★★★]
のび太は最近、「ジィ~ッ」と何度も何度もだれかに見られているような気がした。トイレに入ると、「のぞきお化けの二つの眼がトイレの壁から、ジッとのび太を見つめる」ので、腰が抜けるほど驚いてしまった。
[I03051:06]
宇宙の子どもの観察者[★]
のぞきお化けとは、地球人の生活を観察するという夏休み自由研究のため、円盤に乗って、のび太を観察にやってきた「宇宙の子ども」のことである。
[I03051:03]
眠りすぎがいけないのよ。頭がぼけちゃって[★★★]
のび太がママに、「かべに目が…」と報告すると、のび太のママはのび太の額に手を当てて、「眠りすぎがいけないのよ。頭がぼけちゃって」と注意し出した。
[I03051:05]