てんコミドラえもんプラス第5巻(その15

45年後…[★★★]

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大反省の日[★★]

 のび太は将来みんなに尊敬される立派な大人になるため、年に二度か三度、「大反省の日」を設けている。

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きょうから生まれかわった気でちゃんとした生活をおくろう![★★★]

 のび太は年に二・三回ある大反省の日に、「きょうから生まれかわった気でちゃんとした生活をおくろう!」と決心した。

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年に23度決心する!! [★★★]

 大反省の日の決心に対して、スネ夫から「またいつものあれだ。できもしないくせにむりしちゃって」とからかわれた。ジャイアンからも「今度の決心は何日つづくかな」と皮肉られた。

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やる気なくした[★★]

 友だちから大反省の日の決心に、否定的なことばかり言われたので、のび太はアッという間に「やる気なくした」と言いながら、家路にたどり着いた。

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学校の裏山[★★]

 のび太はいやなことがあって、一人になりたい時、決まって「学校の裏山」に登ることにしていた。

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45年後ののび太[★★★]

 「45年後のおじさん」が現在ののび太と入れ代わって、野球をしても昔と同じで、打てば三振、守ればエラーであった。

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しずかな場所にねそべって空行く雲をポカーンとながめていると、心がやすまるんだ[★★★]

 のび太はいやなことがあって、一人になりたい時、決まって「学校の裏山」に登ることにしていた。「静かな場所に寝そべって空ゆく雲をポカーンとながめていると、心がやすまるんだ」という心境にすぐになった。

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遠い昔によんだ本をもう一度読みかえしてみたい…、そんな気もちかな[★★★]

 45年後ののび太おじさんが現在ののび太と入れ代わりたい心境は次のようなものであった。「遠い昔によんだ本をもう一度読みかえしてみたい…、そんな気もちかな」であった。

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ドジ マヌケ ノロマ グズ[★★]

 45年後ののび太おじさんが現在ののび太と入れ代わって、野球をしても昔と同じで、打てば三振、守ればエラー、ジャイアンやスネ夫からは「ドジ! マヌケ! ノロマ! グズ!!」とののしられた。

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ノビスケはスペースシャトルで月へハネムーン(交流は永遠に続いている)[★★★]

 『45年後…』という作品では、ひみつ道具の『入れかえロープ』で45年後ののび太おじさんが、現在ののび太と入れ替わっている。現在ののび太に入れ替わったのび太おじさんが、未来ののび太の奥さんになるしずちゃんを見て、思わず報告したフレーズ「ノビスケはスペースシャトルで月へハネムーン」である。

 

なお、45年後のおじさんが現在ののび太と入れ代わりたいというリクエストに応えて、手元に「入れかえロープ」がなかったので、ドラえもんはわざわざ二十二世紀まで取りに行っている。

 

以前との付き合いから、45年後のおじさんはドラえもんに比較的気軽に頼んでいる。こうした状況から、のび太とドラえもんの交流は45年後(のび太55歳の段階)も続いている証拠といえよう。

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スペースシャトル」とは、アメリカで開発されて、反復使用が可能な宇宙往復用の有人宇宙船のことである。

 

一つだけ教えておこう。きみはこれからも何度もつまづく。でもそのたびに立ち直る強さをもってるんだよ[★★★]

 ひみつ道具の『入れかえロープ』で入れ代わった45年後ののび太おじさんは、帰る間際、のび太に次のようなアドバイスをした。「一つだけ教えておこう」「きみはこれからも何度もつまずく」「でもそのたびに立ち直る強さをもってるんだよ」という元気の出る、とても素晴らしいアドバイスであった。

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