てんコミドラえもんプラス第5巻(その3

ぼくは、えらくもないし金持ちでもない。だが、きみを愛する心だけはだれにも負けないよ。だれだだれだっ、このキザな男は![★★]

 ひみつ道具の『ユメコーダー』でしずちゃんの将来の夢を録音して、再生すると、花嫁のしずちゃんに未来の旦那さんが「ぼくは、えらくもないし金持ちでもない」「だが、きみを愛する心だけはだれにも負けないよ」と答えていた。のび太はそれを見て、思わず、「だれだだれだっ、このキザな男は!」と叫んでしまった。

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だが、きみを愛する心だけはだれにも負けないよ(これがしずちゃんの理想像!)[★★★]

 ひみつ道具である『ユメコーダー』には、しずちゃんの花嫁姿と将来の旦那さんの顔が写っていた。しかしながら、将来の旦那さんの顔の部分はまっ白に抜けていた。その旦那さんは「だが、きみを愛する心だけはだれにも負けないよ」と、キザなセリフを吐いていた。

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おしろい[★★]

 小学生のしずちゃんはまだ誰と結婚しようなんて考えていないので、ひみつ道具である『ユメコーダー』に登場する、将来の旦那さんの顔の部分はまっ白に抜けていた。のび太はママの「おしろい」を顔に塗りまくって「夢の中の旦那さん」に変身した。

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理想の人物[]

 ドラえもんはのび太に、「白い顔の部分に自分の顔を入れたければ、まず、自分がしずちゃんの理想の人物にならなきゃ」と、厳しいアドバイスをしている。

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ないしょ話…[★★]

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高井山[★★]

 ドラえもんは周りの音を録音するおもしろいキノコで、ひみつ道具でもある『ミミダケ』を高井山に取りに行って帰ってきた。

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「高井山」は「高尾山」のパロディ版である。

 

ミミダケとシャベリップと菌糸[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ミミダケ』の「菌糸」を木に植えておくと、周りの音を栄養にして育つ。もうひとつのひみつ道具である『シャベリップ』の葉っぱにその「ミミダケ」を乗せると、後で栄養にした音を聞き出すことができる。「ミミダケ」は録音テープ、「シャベリップ」はデッキに相当する。

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山バト[★★]

 ドラえもんはデッキに相当するひみつ道具の『シャベリップ』に、録音テープに相当するもうひとつのひみつ道具の『ミミダケ』を乗せて、「山バト」の啼き声を聞くと、「ポッポー ポッポー」という声を聞くことができた。

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コノハズクとブッポーソー[★★★]

 ドラえもんはデッキに相当するひみつ道具の『シャベリップ』に、録音テープに相当するひみつ道具の『ミミダケ』を乗せて、「コノハズク」の啼き声を聞くと「ブッポーソー」という声を聞くことができた。

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フクロウ[★★]

 ドラえもんはデッキに相当するひみつ道具の『シャベリップ』に、録音テープに相当するひみつ道具の『ミミダケ』を乗せて、「フクロウ」の啼き声を聞くと、「ホー ホー」という声を聞くことができた。

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開けっぴろげガス[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『開けっぴろげガス』を、吹き付けられた人は誰でも、全く隠しごとができなくなり、なんでも大声で周りの人に「ペラ ペラ」しゃべってしまう。

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