てんコミドラえもんプラス第1巻(その10)
携帯テレビ[★]
スネ夫は1970年代のこの時期に、早くも個人用の「携帯テレビ」を買ってもらってみんなに見せびらかしている。
[B01135:2504]
ふろしきタクシー[★★]
[B01136:S04302:047409]
風呂敷タクシー[★★]
【道具解説】 『風呂敷タクシー』は「ヒラ ヒラ クル クル」と乗る人を包み、包みを見た人をいやおうなしに運転手にしてしまうひみつ道具である。運転手はお客の言う通りに動くので、お客は自分の好きな所へ楽々と行くことができる。
[B01137:02444]
本山くん[★★]
「本山くん」はおもしろいマンガを山のように持っており、そのマンガをのび太が借りることになっていた。一番読みたがっているのは、のび太よりもドラえもんであった。のび太が約束を破って、取りに行かなかったため、本山くんはわざわざ夜になって、三冊の厚いマンガ本をのび太の家に届けてくれた。
[B01137:05209]
人の良さそうなおじさん[★]
のび太がひみつ道具の『ふろしきタクシー』で本山くんの家まで、強引に運んでもらおうとした「人の良さそうなおじさん」である。途中から、のび太が「はやく行かないともらしちゃう」と言い出したので、急遽下ろしてもらうことになった。
[B01140:03]
山本さんの家を探している太った男性[★]
「山本さんの家を探している太った男性」が「ヒラ」と、ひみつ道具である『ふろしきタクシー』に乗ってきた。のび太が夜まで探し回ったが、どうしてもその家を見つけることができなかった。
[B01142:03]
スリルチケット[★★]
[B01144:S16511:028608]
スリルチケット[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『スリルチケット』をちぎって持っていると、「ドキドキ ハラハラ」とスリルを味わうことができる。
ヒヤリ券、ゾ~券、ドキドキ券、ギックリ券という四種類の券で構成された。
「!」マークが多くになるにつれて、スリルの水準も高くなる。ギックリ券は因みに、「!」マーク最高の四個である。
[B01145:02129]
遊園地のお化け屋敷[★★]
ジャイアンが行った「遊園地のお化け屋敷」であるが、あまりにも「ばかばかしくて、わらちゃったぜ」と豪語している。ジャイアンは「どこかにひやあせのでるような、こわいとこないかな」と肩を怒らせて、のび太の前から去って行った。
[B01145:2305]
毛虫[★★]
のび太からひみつ道具である『ゾ~券』を手渡されると、しずちゃんの背中に「ポト」と「毛虫」が落ちた。しずちゃんは「キャー」と叫んで、「ほんとにゾ~ッとした」と感想を漏らした。
[B01147:1602]
ラジコン飛行機[★★]
土管のある広場でスネ夫は「ラジコン飛行機」をひとりで飛ばしていた。のび太がスネ夫にひみつ道具である『ドキドキ券』を手渡すと、その飛行機はジャイアンの頭にガツンとぶつかり、木の中に消えていった。スネ夫は周章狼狽して土管の陰に隠れた。
[B01148:0702]
ギックリカメラ[★★★]
『スリルチケット』という作品で、ジャイアンが家に帰ると、家から出てきた先生は「剛田!! おまえのようなやつはもう学校へおいておくわけにはいかん、退学だ!!」、かあちゃんは「おまえなんか、もううちの子じゃないからね!! どこへでも行ってしまいな」と怒鳴りつけている。
家の前で号泣しているジャイアンのところへ、『ギックリカメラ』の看板を持った男が登場して、「ギックリ大成功」と告げている。
[B01150:06]
「ギックリカメラ」は「ドッキリカメラ」のパロディ版である。