てんとう虫コミックス短編第44巻(その10

アーサー王(クリスチーネ先生創作活動の秘密!) [★★★]

 ジャイ子は、「エジプトの物語はいきづまったから、中世ヨーロッパの話をかくことにしたの」とジャイアンに告げ、『アーサー王と円卓の騎士』のような…、と言いかけたら、ジャイアンは「遠足の騎士か、わかった!!」と再度、ドラえもんに資料探しをお願いした。

 

 『深読みガイド』は「ジャイ子は小学三年生(推定)だが、作品作りに関してはかなり早熟」と判断している。

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円卓の騎士[★★★]

 ジャイ子は、「エジプトの物語はいきづまったから、中世ヨーロッパの話をかくことにしたの」とジャイアンに告げ、『アーサー王と円卓の騎士』のような…、と言いかけたら、ジャイアンは「遠足の騎士か、わかった!!」と再度、ドラえもんに資料探しをお願いした。

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中世ヨーロッパ[★★]

 ジャイ子は、「エジプトの物語はいきづまったから、中世ヨーロッパの話をかくことにしたの」とジャイアンに告げ、『アーサー王と円卓の騎士』のような…、と言いかけたら、ジャイアンは「遠足の騎士か、わかった!!」と再度、ドラえもんに資料探しをお願いした。

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押し入れのジャイ子[★★★]

 集中するため、ジャイ子は押し入れに入って、新しいマンガの構想を練っていた。ジャイアンが心配になって、「ゴト」と音のした押し入れを突然開けた。すると、ジャイ子は「あーっ、せっかく新しい案がうかびかけてたのに!!」と泣いて抗議した。

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妹思いのジャイアン[★★★]

 ジャイアンはジャイ子の同人雑誌へ、投稿する新作マンガの資料収集を積極的に応援した。しかし、ジャイアンの妹思いが逆に作用し、予想だにできない、ジャイ子から、「ほっといてよ!! こうたびたびじゃまされたんじゃ、ちっともはかどらないわ!」と泣いて訴えられた。ジャイアンも「じゃまをする? おれが?」と周章狼狽気味であった。

 

『深読みガイド』は「そんな姿が新作まんがのアイディアになったりすることも……」と結んでいる。

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お兄ちゃん(クリスチーネ先生創作活動の秘密!) [★★★]

 ジャイ子はひみつ道具の『カンヅメカン』に入って、『お兄ちゃん』という平凡なタイトル作品を書きき上げた。執筆に全精力を使い果たしたジャイ子は机に向かって爆睡していた。

 

それを読んだマンガの同人雑誌の茂手編集長は「感動した! こんなすばらしいストーリーは初めてだ」と絶賛した。この作品の内容はジャイアンによると、「かわいい妹と、わがままでらんぼうだけど妹思いの兄の話だって。なにか…、ちょっとひかかるけどな」というものであった。

 

『深読みガイド』は「自分の創作のために奔走してくれるジャイアンを見ているうちに思い付いたストーリー。タイトルは平凡だが、兄妹愛が感動的な作品らしい」と紹介している。

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