てんとう虫コミックス短編第40巻(その11)
中の島の時計塔(駅前通り沿いの大きい公園)[★★]
のび太の住む町には大きな公園があり、池では若者がボートでデートをしている。公園の中心には「中の島の時計塔」、後方には高層建築のビルがちらほら見える。その場所で、ジャイアンとドラえもんは、ジャイ子ともて夫を強引にデートさせる計画を立てている。
[A40177:05157]
同人雑誌[★★]
ジャイ子が公園で落としていったスケッチブックを、「茂手もて夫」がジャイ子の家に届けに来てくれた。もて夫はスケッチブックのマンガを見て感動し、「ぼくもマンガが好きで、かいてるんだよ」と告白した。
すると、二人は意気投合して、「同人雑誌」を作るため、一緒に相談することになった。なぜかジャイ子が好きになる子はどことなくのび太に似ている。
[A40180:05114/115/151]
「同人雑誌」とは、主義・傾向・趣味などを同じくする人たちが、共同で編集発行する雑誌のことである。
しずちゃんをとりもどせ [★★★]
[A40181・S16293・058906:01]
ロボケット[★:225/236]
【道具解説】 ひみつ道具である『ロボケット』とは、出木杉の子どもであるヒデヨが小学生発明コンクールに出品しようとしている、ロケットとロボットのあいの子作品である。
[A40184:02]
「ロボケット」は「すすめロボケット」のパロディ版である。
すすめロボケット:初出『幼稚園』(小学館)1962年1月号~1965年3月号(藤子・F・不二雄作)ロケットに変身するロボケットとすすむが、悪と対決していくストーリー。ロボケットがすすむの一番の親友であると同時に、庇護者であるという設定は、後の『ドラえもん』の原型ともいえる。奇抜な発明、変身、不思議なキャラクターなど、作者の実力を十分に示している(現代漫画博物館による)
出木杉ヒデヨ[★★★]
のび太が『タイムテレビ』で大人になったしずちゃん、つまりのび太の奥さんを調べると、なぜか、出木杉の息子である「出木杉 ヒデヨ」と、とても楽しそうに話をしていた。
[A40184:05047/233]
四角い部屋を丸く掃く[★★★]
ママから掃除を頼まれたのび太が、電気掃除機で部屋の清掃をした。掃除終了後、ドラえもんが部屋をチェックして、思わず漏らしたフレーズ「四角い部屋を丸く掃く」である。
[A40185:04]
茶渋[★]
ドラえもんが、のび太が「ザブ カチャ ザブ」と洗っている湯飲みを調べると、「茶渋」がぜんぜん落ちていなかった。
[A40185:2501]
家庭科エプロン[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『家庭科エプロン』を使うと、「すいじ、洗濯、お料理まで、家のことはなんでも上手にできる」ようになる。
[A40186:02337]