てんとう虫コミックス短編第39巻(その9

四次元若葉マーク[★★]

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学校が遠いから遅刻?[★★★]

 「野比! なんで毎日ちこくするんだ」と先生が尋ねると、のび太は「はーい、学校が遠すぎるからでーす!!」と全く悪びれる様子もなく、元気に答えている。先生に「ばかもん!」と一喝されて、今日も廊下に立たされている。

 

帰宅後、のび太はドラえもんに「あと五分走る距離が短ければ、毎朝ちゃーんとまにあってるんだから」と説明している。『ひろびろ日本』という作品では、のび太が学校まで歩いて十五分ぐらいであると考えていた。

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学校を近くへ引っ越しさせる機[]

 のび太はいつも学校に遅刻して、先生に叱られるので、ドラえもんに「学校を近くへ引っ越しさせる機」を出してほしいと頼んでいる。しかし、その要望は即座に拒否されている。これはひみつ道具ではない。

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自動車教習所の先生にパパ叱られる[★★★]

 のび太のパパは「自動車教習所」の先生から、「あんたみたいなへたくそは運転しないほうがよい」と言われたので、家に帰っても超不機嫌であった。パパは盛んに練習不足を強調しているが。のび太も「パパはぼくににて運動神経がにぶいんだ」とドラえもんに話している。

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お子さま練習カーと四次元若葉マーク[]

【道具解説】 ひみつ道具である『お子さま練習カー』のハンドル、ブレーキ、アクセルは自動車と同じであり、しかも三百キロのスピードを出すことができる。そのカーに「四次元若葉マーク」を貼り付けると、四次元の世界に入り、ぶつかっても空気みたいに突き抜けることができる。

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若葉マーク」とは、道路交通法に基づく初心運転者標識である。矢羽のような形状をしていて、左が黄色、右が緑に塗り分けられ、若葉のように見えることから付けられた通称である。制度の導入は1972年からである。

 

ラーメン食べている小池さん[★★]

 のび太が自分にひみつ道具である『四次元若葉マーク』を付けると、学校までまっすぐ走って通学できるようになった。家を通り抜ける時、「小池さん」がひとり座布団に座って、テーブルの前でラーメンをすすっていた。

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ざぶとんにもたましいがある [★★]

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[★★]

 神成さんはのび太の前で、「せっかくさいた梅の枝を。だれかがおっていった!!」と憤慨していた。

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街灯[★★]

 「街灯」が壊れているのは、「よっぱらいのいたずらですよ」とおかみさんが町内の役員に言い付けている。

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図書館[]

 「図書館」から借りてきた本の肝心のページが破られていると、出木杉はしずちゃんに説明している。

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魂ステッキ[★★]

【道具解説】 ひみつ道具の『魂ステッキ』で触ったものすべてが、魂を持つことになる。そのため、粗末に扱えなくなる。

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みんなものをそまつにしすぎる!!  ほう…、めずらしくいいこというなあ[★★]

 のび太はドラえもんに、「みんなものをそまつにしすぎる!!」と畳を両手でたたき、さらに大粒な涙を流して訴えている。ドラえもんも「ほう…、めずらしくいいこというなあ」と感心している。

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ケンちゃん[]

 割られたガラスは「ガラスをわったのはとなりのケンちゃん」と、大声でみんなに知らせている。

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