てんとう虫コミックス短編第39巻(その9)
四次元若葉マーク[★★]
[A39118・S15702・038603:01]
学校が遠いから遅刻?[★★★]
「野比! なんで毎日ちこくするんだ」と先生が尋ねると、のび太は「はーい、学校が遠すぎるからでーす!!」と全く悪びれる様子もなく、元気に答えている。先生に「ばかもん!」と一喝されて、今日も廊下に立たされている。
帰宅後、のび太はドラえもんに「あと五分走る距離が短ければ、毎朝ちゃーんとまにあってるんだから」と説明している。『ひろびろ日本』という作品では、のび太が学校まで歩いて十五分ぐらいであると考えていた。
[A39119:05173]
学校を近くへ引っ越しさせる機[★]
のび太はいつも学校に遅刻して、先生に叱られるので、ドラえもんに「学校を近くへ引っ越しさせる機」を出してほしいと頼んでいる。しかし、その要望は即座に拒否されている。これはひみつ道具ではない。
[A39120:02]
自動車教習所の先生にパパ叱られる[★★★]
のび太のパパは「自動車教習所」の先生から、「あんたみたいなへたくそは運転しないほうがよい」と言われたので、家に帰っても超不機嫌であった。パパは盛んに練習不足を強調しているが。のび太も「パパはぼくににて運動神経がにぶいんだ」とドラえもんに話している。
[A39120:05091]
お子さま練習カーと四次元若葉マーク[★]
【道具解説】 ひみつ道具である『お子さま練習カー』のハンドル、ブレーキ、アクセルは自動車と同じであり、しかも三百キロのスピードを出すことができる。そのカーに「四次元若葉マーク」を貼り付けると、四次元の世界に入り、ぶつかっても空気みたいに突き抜けることができる。
[A39121:02081]
「若葉マーク」とは、道路交通法に基づく初心運転者標識である。矢羽のような形状をしていて、左が黄色、右が緑に塗り分けられ、若葉のように見えることから付けられた通称である。制度の導入は1972年からである。
ラーメン食べている小池さん[★★]
のび太が自分にひみつ道具である『四次元若葉マーク』を付けると、学校までまっすぐ走って通学できるようになった。家を通り抜ける時、「小池さん」がひとり座布団に座って、テーブルの前でラーメンをすすっていた。
[A39124:03]
ざぶとんにもたましいがある [★★]
[A39126・S12470・048302:01]
梅[★★]
神成さんはのび太の前で、「せっかくさいた梅の枝を。だれかがおっていった!!」と憤慨していた。
[A39127:1601]
街灯[★★]
「街灯」が壊れているのは、「よっぱらいのいたずらですよ」とおかみさんが町内の役員に言い付けている。
[A39127:2507]
図書館[★]
「図書館」から借りてきた本の肝心のページが破られていると、出木杉はしずちゃんに説明している。
[A39127:27]
魂ステッキ[★★]
【道具解説】 ひみつ道具の『魂ステッキ』で触ったものすべてが、魂を持つことになる。そのため、粗末に扱えなくなる。
[A39128:02269]
みんなものをそまつにしすぎる!! ほう…、めずらしくいいこというなあ[★★]
のび太はドラえもんに、「みんなものをそまつにしすぎる!!」と畳を両手でたたき、さらに大粒な涙を流して訴えている。ドラえもんも「ほう…、めずらしくいいこというなあ」と感心している。
[A39128:04141]
ケンちゃん[★]
割られたガラスは「ガラスをわったのはとなりのケンちゃん」と、大声でみんなに知らせている。
[A39132:03]