てんとう虫コミックス短編第38巻(その7)
仕返し伝票[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『仕返し伝票』に「げんこつ三発」と書いて、道に捨てておくと拾った人が代わりに三発殴ってくれる。仕返し伝票には、仕返しの相手、内容、数量を書く欄がある。
[A38057:02252]
デートの約束[★★]
ドラえもんは首輪を付けた白いネコと「デートの約束」をしていたが、のび太の対応が大変ですっかり忘れていた。
[A38059:24]
足げり[★]
のび太はジャイアンに、再度「ボカ ボカ ボカ」と殴られたので、『仕返し伝票』に「げんこつ二十三発、足げり十五回、つきたおし二回…」と書いた。そして、たくましい男性の前に捨てたが、気がつかないで行ってしまった。
それを拾ったのがしずちゃんであったので、のび太は強引に取り戻した。その後ののび太の運命は、読者の想像した通りになったことでしょう。
[A38061:26]
つきたおし[★]
のび太はジャイアンに、再度「ボカ ボカ ボカ」と殴られたので、『仕返し伝票』に「げんこつ二十三発、足げり十五回、つきたおし二回…」と書き込んだ。
[A38062:0701]
友だちの輪 [★★]
[A38064・S12640・068408:01]
神成さんの玄関[★★]
「神成さんの家の門構え」は素晴らしく、門柱には豪華な表札が掲げられ、玄関もとても広くて立派である。
[A38065:05169]
ミズエ(口開いてる!)[★★★]
神成さんの家に、夏休み遊びに来ていた親類の「ミズエさん」は輝くように美しい女の子であった。往来で彼女を見た、のび太、ジャイアン、スネ夫は三人ともポカンと口を開け、彼女が通り過ぎてからしばらくの間、沈黙して大きな口がふさがらなかった。ふたコマにわたって、三人の口をポカンと開けた姿が描写されている。
[A38065:05137/145/169/234]
しずちゃんのことも忘れるのび太(のび太が好きになった子!)[★★★]
しずちゃんから電話があっても、のび太は神成さんの親類の「ミズエさん」のことで、頭が一杯になり、電話に出ようとしなかった。ドラえもんの取り出したひみつ道具の『友だちの輪』を使って、何とか友だちになろうとしたが、すべてがうまくいかず、皮肉なことに、しずちゃんが最初にミズエさんと仲良くなってしまった。
[A38065:05137]
友だちの輪[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『友だちの輪』の中へ一緒に入ると、今まで「ツン」として全く相手にされなかった人とも、仲良しの友だちになることができる。
[A38068:02155]
『笑っていいとも』は2009年現在も、タモリの司会によって月曜日から金曜日までお昼に放映されているフジテレビの長寿人気番組である。「いいとも、友だちの輪」は、このバラエティの長寿番組から生まれた二つの流行語である。
ネコのガールフレンド(ドラが愛したメスネコたち)[★★★]
ドラえもんは屋根の上で、かわいい真っ白な飼い猫に「友だちになってください」と申し込んだけれども、「ツン」とした態度で拒否されてしまった。そこで、ドラえもんはひみつ道具である『友だちの輪』を使って、屋根の上でとても楽しくデートをしている。
『深読みガイド』は「ドラえもんのガールフレンドはみんな道具のおかげ?」と要約している。
[A38069:05135]